テレビ局に勤める早川俊平はある日公園で耳の不自由な女性と出会う。取材で人の声を集める俊平と、音のない世界で暮らす彼女。やがて恋に落ちる二人だが。
「伝える」ことを伝えようとする、作者の意図が静かに深くこちらに届く。その難しさ、もどかしさ、人と対峙することの怖さ。
26/04/2008 Sat 17:58 | 読書
背伸びして高級マンションに暮らしてみたはいいが、身の丈に合わないハイソな生活に汲々として、家族関係は崩壊していく。"目立とう精神"、イジわるな女、イジめる女、イジっぱりな女。あるある、と思わず膝を打つ、日常のトゲを描き出す短編集。
女性に限定しているところが狙いなんでしょうね。この湿気の高さ。
どれもエンディングをソフトにしているから良いのかも。
22/04/2008 Tue 22:29 | 読書
落語好きにも、そうでないあなたにも。笑いあり、涙ありの素人体当たり落語寄席、開演。この私が、やれるのか。人を笑わせられるのか?吉田江利、三十三歳。独身OL。落語に挑戦しちゃいます。
小説としては、かなり物足りないですけれど、落語の世界への誘いと思って読めば、まああれです。
20/04/2008 Sun 16:43 | 読書
入り口はやっぱりここにあったの。このコンディションに。あたしの絶望に――あたしはごくありふれたOLだった。夕暮れの横断歩道で、一人の男の子に出会うまで。疾走する時間、崩壊する日常、そして「ママ」となったあたしの新しい生活が始まる。圧倒的密度とリズムが五感を揺さぶる、誰も体験したことのない“母子”の物語。
これはもうこのグルーブににを身を任せてしまうしかないですね。はい。
04/04/2008 Fri 23:47 | 読書
デブ×顔ブス+性格ブス÷暇潰しが理由でいじめられた高校3年間。働くのなんて虫唾が走るけど、いつも味方でいてくれた祖父を悲しませるのはメンドクサイので、とにかく脱ニートを目指す−。
思ったより若くない作者に驚く。
01/04/2008 Tue 22:04 | 読書
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