人生に“当たり、ハズレ”なんてない!? 謎で不可解な届け物や依頼、または同僚や夫など身近な人の不可解さに出くわしたら、あなたならどうする? 8編の短篇をとおして、直木賞作家が開く、人生のブラックボックス。
素敵な装丁。どのお話もすぐそばにある感じ。表題作は特に。
28/02/2008 Thu 22:55 | 読書
村上真介はリストラを請負う会社に勤めるサラリーマン。昨日はデパート、今日はサラ金、明日は生保に乗り込んで、泣かれたり、殴られたり。相性バッチリの恋人陽子は恐ろしく気の強い女で、すんなり結婚とはいかないし、真介の前には難題山積み。だけど明日は来る――。
君たちに明日はないのシリーズ。
リストラされる人たちの心情や立場の描写が前作以上に詳細。このお話の大枠は見たくもない重くて湿った現実だけど、この著者にかかると、からりと乾いてさらっと読める。
19/02/2008 Tue 23:05 | 読書
私の胸に、生まれて初めて芽生えた殺意という感情。日本推理作家協会賞候補(第60回・短編部門)となった表題作をはじめ、生きることに不器用な女たちを変えた6つの出来事を描く、戦慄の傑作短篇集。
誰にでもある、こういう感情。活字になると怖いなんていうけれど、活字な分だけ清潔だなと、ふと思う。
17/02/2008 Sun 16:04 | 読書
妊婦ばかりが次々と狙われる連続殺人事件の容疑者は男子高校生だった。しかも夫がその弁護を…。妊娠5ヵ月めの妻・美紗緒の恐怖は、それから始まった。現代社会の病理を描く、衝撃の書き下ろしサスペンス。
善意と悪意の表裏一体、プラス狂気。病理とは言い切れない、誰にでもあるもの。
11/02/2008 Mon 17:39 | 読書
若いタイコが、パリで出会った風変わりな人物、おかしな出来事。笑って、あきれて、やがてしみじみとする、調子っぱずれの留学物語。
エッセイだったのか!と気付いてからもそれなりに楽しめました。
02/02/2008 Sat 20:49 | 読書
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