25歳のフリーターは自由なのか、ヤバイのか。ゲイの弟、自称ボクサーの彼、子離れできない母。他人の心配をしているフリで、自分のことが一番心配だった…。先行きが不安な人や家族関係に悩んでいる人に贈る物語。
らしいですね。明るくて前向きです。色んな立場の人たちが元気をもらえるのではないでしょうか。
29/12/2007 Sat 19:38 | 読書
名古屋場所6日目。入門2年目、三段目東三〇枚目の桐疾風は、新幹線に乗るために急いでいた。部屋唯一の関取・激浪関の付き人を振り切ってきたのだから、帰ったら半殺しの目にあうかもしれない。でも、もうすぐ会える恭子姉さんと純ちゃんの笑顔を思い浮かべていた。大志を抱いて入門した訳でもなかった彼が、次第に相撲への情熱をみなぎらせていく、恋あり、誘惑あり、病気あり!?の波瀾万丈の痛快物語。
相撲の世界は謎だらけだから、その一端が垣間見えるだけでも興味深い。主人公の成長は正直驚くところはないけれど、ほほーと思わされる場面多く。
27/12/2007 Thu 22:50 | 読書
監督: ジョン・カーニー
製作: マルティナ・ニーランド
製作総指揮: デヴィッド・コリンズ
脚本: ジョン・カーニー
撮影: ティム・フレミング
プロダクションデザイン: タマラ・コンボイ
衣装デザイン: ティツィアーナ・コルヴィシエリ
編集: ポール・ミューレン
出演: グレン・ハンサード 男
マルケタ・イルグロヴァ 女
ヒュー・ウォルシュ ティミー ドラマー
ゲリー・ヘンドリック リード ギタリスト
アラスター・フォーリー ベーシスト
ゲオフ・ミノゲ エイモン
ビル・ホドネット 男の父親
ダヌシュ・クトレストヴァ 女の母親
ダレン・ヒーリー ヘロイン中毒者
マル・ワイト ビル
マルチェラ・プランケット 昔の彼女
ニーアル・クリアリー ボブ
日本語オフィシャルサイト
アイルランドのダブリンを舞台に、地元の男とチェコ移民の若い女がストリートで出会い、音楽を通して心を通わせていくさまを、自然な形で挿入される歌の数々で紡いでいくラブ・ストーリー。アイルランドの実力派バンド、ザ・フレイムスのフロントマン、グレン・ハンサードが主人公の男を演じ、同バンドの元ベーシスト、ジョン・カーニーが監督。
音楽はとても良いのです。
けれど、どうしても首をひねる、あるいは突っ込みを入れたくなる場面があるわけです。
何ら目新しいことのないBoy meets Girl のお話です。
けれど、素直に寄り添えない寂しさ。
23/12/2007 Sun 22:45 | 映画
ビールについての冒頭から、天才トランペッターや心太へ話題は移り、最後は子供の頃に抱いていた謎の解明へと至る―。虚実の狭間を、流れる意識のごとく縦横に語る表題作他、ホラー、ミステリ、SF、ショートショート等々、恩田陸のあらゆる魅力がたっぷり詰まった、物語の万華鏡。
らしい、作品ばかりでした。ふむ。
21/12/2007 Fri 08:19 | 読書
14歳の少女が、友人、家族、憧れの人との関係のなかで、一つずつ自分の感情を増やしてゆく―進学や恋愛、就職の悩み…誰にでも訪れる当たり前のような出来事を、自分らしく受け止め、大人の入口に立つ23歳になるまでを丁寧に辿る。
この著者には心理描写の表現力に期待しているだけ肩透かしを食らったように思います。よく言えば穏やかなんですが、凡庸な印象は拭えず、それが狙いなのだとしたら、好感持つ人もいるのかも。
19/12/2007 Wed 22:27 | 読書
十二歳の野宮朔は、舞踏家の父と二人暮らし。夢は、物語を書く人になること。一風変わった父の仲間たちとふれ合い、けっこう面倒な学校生活を切り抜けながら、一歩一歩、大人に近づいていく。そんな彼女を襲った、突然の暴力。そして少女が最後に選んだ、たった一つの復讐のかたち―。
この作品、概ね好評のようなのですけれど、わたくしは首をひねる部分が多かった。冒頭で感じてしまった違和感をずっと引きずってしまった。十二歳の少女の物語という先入観は却って障壁かもしれません。ぐーっと読まされるのは確かなのですが。
16/12/2007 Sun 20:03 | 読書
ベテラン刑事の父親に反発しながらも、同じ道を歩む息子の夏輝。夏輝がはじめて現場を踏んでから一カ月が経った頃、捜査一課の係長が何者かに殺害された。捜査本部が疑う内部犯行説に、曲者揃いの刑事たちは疑心暗鬼に陥るが…。初の現場でコンビを組む事になったのは、少年時代に別離した実の父親だった―。
こんなに軽かったかしら、この著者のタッチ。つるつると読み進められるけれど、キャラクタが読んでいて、どうにも辛い。
刑事ものにおける"曲者揃い"という使い古され感、プラス突っ込みどころ満載の人物描写。あんな前作といい、どうしちゃったんでしょう。
13/12/2007 Thu 21:07 | 読書
わたし、好きだ、このひと。鍵屋の若旦那に恋をした風吹の心に、やすやすとは開けられない錠前が取りつけられてしまった―!?恋の生兵法も、大けがのもと―ライバルは、ベリーダンスの先生。ターゲットは、鍵屋の若旦那。
朝倉氏の文章、比類なき凄み。
うまく表現できないけれど、その、凡人の表現できない、こころの動きや、情感が、
「そうそうそうそう!」
ってな具合な絶妙な感じで、ぐぐっとこっちに近寄ってきて、びしっとはまって、ずーんと響く、のです。
粋な大家さん、良いなあ。
09/12/2007 Sun 20:43 | 読書
不可視の「オニ」を使役し、各大学の覇権をかけて争う、それが「ホルモー」だ!! この奇妙な部活動に巻き込まれた少年少女の戦いと恋を描く、無類に楽しい青春文学。
良いですね、やっぱりホルモーの世界。どれも愛らしくて可笑しい恋の物語。
08/12/2007 Sat 22:12 | 読書
頼まれたコーヒー豆を忘れたおれに佐由理は言った「あなたマザコンよ」。それは違うだろう。いさかいの中ふと思った、おれは母を知らなかった、と――淡くもあり、濃密でもある人とのかかわりを描く作品集。
流石。母と子という関係に横たわる目に見えない諸々がずりずりと描かれて。ひとつひとつ重量感がありました。
02/12/2007 Sun 15:46 | 読書
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