事故で妻と娘をなくした雪藤の運命は、美少女・遙と出会って大きく動き始める。デビュー作であり出世作でもある
慟哭から14年、新興宗教をテーマに魂の絶望と救いを描く傑作長篇。
重さを覚悟して読んでいたせいもあるけれど、救いがあって安堵を覚えてしまった、だから宗教という言葉の持つ訳の解らない力が怖い。
28/06/2007 Thu 17:44 | 読書
他人の日常って、ほんとうに奇妙なもの。ましてや鬼才ホムラヒロシともなれば…。くすくす笑いとハイブロウな後味のウソ日記。
ときにロマンティックな、ときに愚直な誌を読んでいるような。にやにや。
28/06/2007 Thu 17:44 | 読書
THE SQUID AND THE WHALE イカとクジラ監督: ノア・バームバック
出演: ジェフ・ダニエルズ バーナード・バークマン
ローラ・リニー ジョーン・バークマン
ジェシー・アイゼンバーグ ウォルト・バークマン
オーウェン・クライン フランク・バークマン
ウィリアム・ボールドウィン アイヴァン
アンナ・パキン リリー
ノア・バームバック監督が、自身の少年時代を色濃く投影して描き出した、ある不器用なインテリ家族の悲しくも滑稽な悲喜劇。多感な年頃の二人の兄弟が、両親の離婚という大問題に直面して、様々な心の葛藤を経て成長していく姿をユーモアを漂わせつつシビアに綴る。
ああ、ブルックリン、ああ、アメリカ。知識だけでは生きてゆけない。
26/06/2007 Tue 22:35 | 映画
初の芥川賞候補作から、川端賞受賞作「ロック母」まで、角田光代の15年にわたる代表作を集めた短編集。
時系列になった作品を読み進めていくと、歴然と解ります。氏の粋が。
でも表題作は突出している感あります。ロック母、タイトルが良い。
24/06/2007 Sun 21:03 | 読書
母を介護施設に送り出さなければならない苦悩の息子に、母が言う。「人の手は二つしかない。大事なものができれば、先に持っていたものは手放さなくちゃ」(荷物の順番)。前作「家族の言い訳」で熟年世代に涙を伝わせた著者が放つ、期待の短編集。
重松清氏路線なのは解るのだが、残念ながら遠く及ばず。すべての展開が予想の範囲内なのに加え、あまりにつるりとしすぎ。会話文のぎこちなさがその印象に拍車をかける。
23/06/2007 Sat 21:16 | 読書
講談社
石田 衣良(著)角田 光代(著)重松 清(著)篠田 節子(著)藤田 宜永(著)唯川 恵(著)
6人の直木賞作家が贈る、芳醇、至高のアンソロジー。ワインは愛をはぐくみ、愛は物語を生む。
力の安定した作家さんたちばかりで、安心して、だから軽く読むのにちょうど良い一冊でした。
23/06/2007 Sat 15:27 | 読書
太陽監督: アレクサンドル・ソクーロフ
出演: イッセー尾形 昭和天皇
ロバート・ドーソン マッカーサー将軍
佐野史郎 侍従長
桃井かおり 香淳皇后
つじしんめい 老僕
田村泰二郎 研究所所長
ゲオルギイ・ピツケラウリ マッカーサー将軍の副官
守田比呂也 鈴木貫太郎総理大臣
西沢利明 米内光政海軍大臣
六平直政 阿南惟幾陸軍大臣
戸沢佑介 木戸幸一内大臣
草薙幸二郎 東郷茂徳外務大臣
津野哲郎 梅津美治郎陸軍大将
阿部六郎 豊田貞次郎海軍大将
灰地順 安倍源基内務大臣
伊藤幸純 平沼騏一郎枢密院議長
品川徹 迫水久常書記官長
ロシアを代表する映像作家アレクサンドル・ソクーロフ監督が歴史上の人物を描く全4部作のうち、ヒトラーの「モレク神」、レーニンの「Telets」に続く第3作目。今回は昭和天皇ヒロヒトに焦点を当て、敗戦直前からマッカーサーとの会見を経て人間宣言を決断するまでを描き、綿密な考証と想像力を駆使して天皇ヒロヒトのひとりの人間としての孤独と苦悩を見つめる。
役者の演技に驚く。本当にこんな人だったのか、そう考える価値はある。
21/06/2007 Thu 08:07 | 映画
人の繋がりは優しさだけで出来ているんじゃない。でも怖がるだけじゃ何も始まらないことだって知っている…。夫婦のすれ違い、親子の行き違い、親友との仲違い。きっかけはみんな些細なことなのに、想いがねじれ交錯する。人は何度でも幸せになる資格がある。湘南を舞台に描く六つの奇跡。
独立しているようでいて、読みすすめるごとに一人の女性が浮かび上がってくる。予想の範囲内とは思いながらすらりと読めました。
20/06/2007 Wed 20:55 | 読書
THE FUNERAL/流血の街監督: アベル・フェラーラ
出演: クリストファー・ウォーケン
クリス・ペン
ヴィンセント・ギャロ
ベニチオ・デル・トロ
イザベラ・ロッセリーニ
アナベラ・シオラ
アンバー・スミス
フィル・ニールソン
グレッチェン・モル
1930年代の、ニューヨークのマフィアの抗争を描いた作品。テンピオ一家の三男、ジョニーが殺された。冷徹な長男レイと、気が短い次男チェズは復讐を誓い、ファミリーと対立しているスポグリオに目を付ける……。殺人犯人を探すサスペンスに、血の復讐が絡んだ物語。
噎せ返りそうになる役者たちの濃厚な演技。眉間に皺を寄せながら食い入るように観る。
20/06/2007 Wed 07:59 | 映画
新しい恋を始めた3人の女性を主人公に、人を好きになること、誰かと暮らすことの、危うさと幸福感を、みずみずしく描き上げる、優しくて、とても真剣な恋愛小説小説集。
暗いんだけれど背けられない。どこか粘っこい読後感。
19/06/2007 Tue 20:46 | 読書
万寿子さんがいたから、泣ける、笑える。
右目の斜視にコンプレックスを抱く京子が、引っ越しを機に変わり者の老婆万寿子に出会った。万寿子から嫌がらせを受け怒り心頭の京子だが、このおかしなやりとりを通して、意外にも二人は仲良くなってゆく……。
些か御伽噺のような感は否めないですが、素直に読みたい友情物語。
19/06/2007 Tue 11:48 | 読書
"犯罪被害者家族の集い"に参加したふたりの女性が殺された。ハープ奏者は両手首を切り落とされ、もうひとりは後頭部を石段に叩き付けられて―。刑事の大河内は被害者の夫の行動に疑問を覚えるが、なぜか公安部からストップがかかる。また、“集い”にパネラーとして出席した弁護士は、19年前に起きた少年猟奇事件の犯人だったことを知る。洗脳によって社会の暗闇に潜みつづける真犯人は…。猟奇的殺人鬼とプロの殺し屋がぶつかる時、警察組織の腐敗を目の当たりにした刑事も孤独な一匹狼として暴走を始めた。執筆に6年を費やし、かつてないスケールとスピードで展開する待望のサスペンス巨編。
こういう設定は内心食傷気味ではありますが、読み応えはありました。キャラクタが何しろハードボイルドで。
15/06/2007 Fri 20:07 | 読書
日本の医療界を震撼させた「バチスタ・スキャンダル」から一年半。その舞台となった東城大学に医学生として通う天馬は、留年を繰り返し既に医学の道をリタイア寸前だった。ある日、幼なじみの新聞記者・葉子から、碧翠院桜宮病院に潜入できないかと依頼を受ける。東城大学の近隣病院である桜宮病院は、老人介護センター、ホスピス施設と寺院を一体化させた複合型病院であり、終末医療の最先端施設としてメディアの注目を集めていた。しかし、その経営には黒い噂が絶えないという。天馬は葉子の依頼を受け、看護ボランティアとして桜宮病院に通い始める。そのうちに、奇妙な皮膚科医・白鳥と看護師・姫宮と出会うことになり……。
チーム・バチスタの栄光,
ナイチンゲールの沈黙に続く第三弾。
読者は我儘なもので、比較せずにいられない。重いテーマのわりに戯画的なキャラクタや展開は、どうなんだろう。ちょっと辛くなってきたな。
13/06/2007 Wed 21:52 | 読書
ひとりが気持ちよかった。やっと、ひとりになれた。親や友だちから解き放たれた地。風はぶっきらぼうだけど、いじわるじゃない-。出生の秘密が、私を香港へと運んだ。たおやかで、ガッツな青春の物語。
非常に短いお話。文字の間から立ちのぼる香港の匂いや熱、行きたくなりました。「つっけんどんなのに、いじわるじゃい」、「てんでばらばら」な、あの土地。
13/06/2007 Wed 21:51 | 読書
秋野智之は、部下の森村茜が担当する顧客に謝罪するために彼女とともに先方を訪ねた。その帰りみち、智之は彼女に、頑張ったねと声をかけるだけでなく、そっと抱きしめてあげたくなった。自分がもっと若くて、きらきらと輝いていたあのころの自分だったら…。人生の予定が狂うほどの恋などするつもりはなかった。秋野智之44歳、城南銀行五反田支店次長、妻と3人の子あり。リアリズムの名手が、理性では抗えない人間・人生の不可思議を描く。
うううう、こうなのか?そうなのか?それがオトナか?と思わずにいられない。あまりにも皆さん後腐れなさすぎ。ファンタジーなの?
12/06/2007 Tue 17:10 | 読書
私はなるべく彼女の目にとまるよう心がけてきた。吉田神社で、出町柳駅で、百万遍交差点で、銀閣寺で、哲学の道で、「偶然の」出逢いは頻発した。我ながらあからさまに怪しいのである。そんなにあらゆる街角に、俺が立っているはずがない。「ま、たまたま通りかかったもんだから」という台詞を喉から血が出るほど繰り返す私に、彼女は天真爛漫な笑みをもって応え続けた。「あ!先輩、奇遇ですねえ!」…「黒髪の乙女」に片想いしてしまった「先輩」。二人を待ち受けるのは、奇々怪々なる面々が起こす珍事件の数々、そして運命の大転回だった。天然キャラ女子に萌える男子の純情!キュートで奇抜な恋愛小説in京都。
Sweet Blue Ageから待ち焦がれた彼女と彼の物語。くうううっ。ラヴリィ。愛らしい、小憎らしい。森見世界にとっぷり浸かって、ほぐされてしまいました。小説はこうでなくては。
10/06/2007 Sun 20:35 | 読書
古よりその土地に伝わる因習や伝統、言い伝え。それを人が踏みにじった時、恐ろしい結末が訪れる…。気付けば、じっとりと恐怖に纏わりつかれるホラー短編集。表題作のほか、「かっぱタクシー」「三途BAR」など7編を収録。
人間がやっぱり一番怖い、うん。
09/06/2007 Sat 14:23 | 読書
その夜、「僕」は、奇妙な名前の強烈なカクテルを飲んだ。ガールフレンドの南雲みはるは、酩酊した「僕」を自分のアパートに残したまま、明日の朝食のリンゴを買いに出かけた。「五分で戻ってくるわ」と笑顔を見せて。しかし、彼女はそのまま姿を消してしまった。「僕」は、わずかな手がかりを元に行方を探し始めた。失踪をテーマに現代女性の「意志」を描き、絶賛を呼んだ傑作。
ストーリーも設定も、ましてやオチなどは決して目新しくもないのに、読まされてしまう。主人公と失踪した女性の心もよう。自分でジンセイを選び取る?そんなこと考えずに生きているのが人間だけれど、こういう形で目に触れるとそれを深く思ってしまう。
08/06/2007 Fri 20:47 | 読書
「サインしていただけますか…好きな言葉を書いて下さい」えっ。思わずみつめ返した。「本当にいいんですね。好きな言葉を書いて」うなずくので、僕は大きく二文字「増刷」と書いた。書いてみると思った以上に間抜けで、小さく「したい」と書き添えたらもっと間抜けになった。―セカイとジブンが愛おしくなるエッセイ集。幻のミステリー作品も収録。
08/06/2007 Fri 20:15 | 読書
花の京都は同志社へ、田舎娘がやってきた。喫茶店、図書館、保育園、塾講師。仕事も変わるが、男も変わる。執拗なセクハラ、つらい失恋、悲しい離婚にもめげず…。元気になれて涙は倍返し、愛と勇気とド根性の物語。
小説ではなくて自伝的随筆だったんですね。ふうん。
08/06/2007 Fri 20:15 | 読書
監督: ジャウム・コレット=セラ
製作: マット・バーレル
出演: クノ・ベッカー サンティアゴ・ムネス
アレッサンドロ・ニヴォラ ガバン・ハリス
スティーヴン・ディレイン グレン・フォイ
アンナ・フリエル ロズ・ハーミソン
レオノア・バレラ ジョルダナ・ガルシア
ルトガー・ハウアー ルティ・ファン・デル・メルベ
エリザベス・ペーニャ ロサ・マリア
ニック・キャノン TJ・ハーパー
カルメロ・ゴメス ブルチャガ
フランシス・バーバー キャロル・ハーミソン
ミリアム・コロン
キーラン・オブライエン
ショーン・パートウィー
デヴィッド・ベッカム
ロナウド
ジネディーヌ・ジダン
ラウール・ゴンサレス
イケル・カシージャス
イバン・エルゲラ
ミチェル・サルガド
GOAL三部作の第二弾。。"銀河系軍団"レアル・マドリードに移籍し、ヨーロッパクラブチームの頂点を争うUEFAチャンピオンズ・リーグを舞台に新たな挑戦を始める主人公の奮闘を描く。子供の頃からの夢を叶えるため単身ヨーロッパへと渡り、プレミアリーグのニューカッスルで頭角を現わしてきた青年サンティ。やがてその活躍が関係者の目に留まり、なんとスペインの強豪レアル・マドリードから移籍のオファーが舞い込むが…。
第二弾だけ監督が違うんですね。
フットボールに関しては格別の思い入れもないのに、予想通りの展開なのに、楽しんで観るのでありました。
07/06/2007 Thu 16:50 | 映画
責任とか、結婚とか、家庭とか、わたしが欲しいのはそんなものではない。わたしが欲しいのは、あなた自身なのだ-。ひりひりするほど熱い言葉で書かれた、痛いほど切ない、ふたつの恋。究極の恋愛小説。
やや、確かに、痛い。けれど、それがなくして何の恋愛か。
06/06/2007 Wed 18:49 | 読書
魅惑の電化製品、財布の理想的中身、母との忘れられない旅。その値段は? お金は何をしてくれて、何をしてくれないのか。直木賞作家が、日々の物欲のくらしから垣間見た、幸福のかたちを綴るエッセイ。
共感を抱きそうになるくらい、ごくごく常識的で一般的なお金に対する姿勢がとても好ましく微笑ましく、そして可笑しいエッセイでしたが、ところどころ流石と思わされるフレーズ。
"20代の時に使ったお金がその人の一部を作る。"なんて。
05/06/2007 Tue 16:11 | 読書
Homestead
Daniel Johnston
くーっ、可愛いぜ。Loveがしとどに溢れているぜ。
03/06/2007 Sun 21:39 | 音楽
標高五百メートル、のどかで風光明媚な高原の町・紫野で、一人の経営者が遺体となって発見された。自殺か、他殺か。難航する捜査を嘲笑うように、第二、第三の事件が続けざまに起きる。その遺体はみな、鋭く喉を掻き切られ、殺人犯の存在を雄弁に物語っていた。"霧"のようにつかめぬ犯人に、紫野でただ一人の警察官・上松五郎が挑む。東京の事件との奇妙な符号に気づく五郎。そして見えてきた驚くべき真相とは−。
ちょっと内容が盛り沢山すぎる気もしたけれど、しっかりミスリードされてしまっておりました。真犯人のバックボーンは少々拍子抜けかな。
03/06/2007 Sun 21:32 | 読書
19歳のオレと39歳のユリ。恋とも愛ともつかぬいとしさが、オレを駆り立てた。歳の離れたふたりの危うい恋の行方は? 第41回文芸賞受賞作。
タイトルで全てを言ってしまっている感があります。読了してそう思う。
03/06/2007 Sun 21:27 | 読書
30代半ばの独身女性はある日、重大な決意をする。それは、家を建てること−。仕事よりも、恋よりも、結婚よりも、家…。それは正しい女の生き方ですか? 短編「彼の宅急便」同時収録。
やけに具体的で興味がなくとも気付くと、ほほうなどと感心しながら読んでいる。家、重大なんですね、きっと。
「彼の宅急便」の妙なリアリティも、良い。
03/06/2007 Sun 19:42 | 読書
恋は自由を奪う。恋しい人のいない世界では住みづらい。でも……素晴らしい。叶わぬ恋におちてしまった、仕立て屋・テルミーの切なくも前向きな姿を描く、芥川賞候補作となった表題作ほか1編。
お縫い子テルミー、タイトルからして秀逸。流しの仕立て屋稼業、その設定がまた良い。15歳にしてこの抑制の効き方、ジンセイへの構え方。有り得なさそうで在って欲しい、そんな彼女。
02/06/2007 Sat 19:22 | 読書
他人の不幸でかなえられる、私の願い。
人材派遣会社を経営する由希子。42歳、独身、愛人がありながらホストで寂しさを紛らわす日々。愛人の不慮の死に疑念を持ち、真相を探ろうとするが…。女性心理を鋭く描き出すミステリータッチの長編。
これまた良い意味で安手のサスペンスドラマのような、人間の心理をありありと炙り出してゆく展開。そしてラストは意外な方向に、としっかりミステリ。
02/06/2007 Sat 14:50 | 読書
雨の昼下がり、大原次郎は和装の女性を車で跳ねてしまう。急いで病院に運ぶが、女性の身元がわからない…。融資の専門家が経験と知識を生かしてミステリアスな怪事件に挑む。
お馴染みの銀行ネタですが、エピソードひとつひとつはミステリ仕立てで軽く、でもちゃんと読めます。
01/06/2007 Fri 20:08 | 読書
愛するがゆえに模してしまう、パロジャケの数々を徹底紹介! 書き下ろし『レコスケくん』(本秀康)によるパロジャケ大考察をはじめ、バカジャケ蒐集家として知られるみうらじゅん氏や、椎名林檎、スピッツなどのジャケット・デザインを手掛ける木村豊氏(CENTRAL67)など著名人のインタビューも交えながら、「レコード・ジャケットとは何か?」を考え、パッケージ不要の時代に警笛を鳴らす、音楽雑学本!
良いですね。ぱらぱらめくって、笑ったり驚いたり。アーティストたちの愛と不遜を感じます。レコード時代を懐古しても良いではないですか。
01/06/2007 Fri 08:19 | 音楽
THE BROTHERS GRIMM 監督: テリー・ギリアム
製作: チャールズ・ローヴェン,ダニエル・ボブカー
脚本: アーレン・クルーガー
出演: マット・デイモン ウィル
ヒース・レジャー ジェイコブ
モニカ・ベルッチ
ジョナサン・プライス
レナ・ヘディ
ピーター・ストーメア
リチャード・ライディングス
マッケンジー・クルック
ロジャー・アシュトン=グリフィス
ローラ・グリーンウッド
「未来世紀ブラジル」「12モンキーズ」の奇才テリー・ギリアム監督がグリム童話誕生秘話をイマジネーション豊かに描き出したダーク・ファンタジー・コメディ。地方の村々を巡り民間伝承を蒐集するかたわら、魔物退治と偽り村人から多額の報酬を得ていたペテン師まがいのグリム兄弟が、ある時本物の魔女と対決するハメになるさまを、『赤ずきん』『ヘンデルとグレーテル』『眠れる森の美女』などのエッセンスを散りばめつつ、VFXを駆使したファンタジックで悪夢的な映像で綴ってゆく。
毒と皮肉とブラックがここまで前面に出ていてはグリム童話も形なし。
01/06/2007 Fri 08:16 | 映画
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