小説こちら葛飾区亀有公園前派出所/大沢在昌,石田衣良,今野敏,柴田よしき,京極夏彦,逢坂剛,東野圭吾

小説こちら葛飾区亀有公園前派出所
集英社
秋本治(原作)大沢在昌、石田衣良、今野敏、柴田よしき、京極夏彦、逢坂剛、東野圭吾(著)
「こち亀」30周年&「日本推理作家協会」60周年を記念して、史上空前の超豪華企画完成!!国民的マンガ“こち亀”の世界を、日本推理作家協会のそうそうたる人気作家7人が料理。

期待していたほどではなかったけれど。ま、小説というより面白い組み合わせの妙を楽しむというものですか。
30年間一度も週刊連載を休まなかったという秋元氏に敬服。

31/05/2007 Thu 08:21 | 読書

おせっかい/松尾 由美

おせっかい
新潮社
松尾 由美(著)
古内繁は孤独な中年サラリーマン。妻に先立たれ、会社ではとうに出世コースから外れた存在だ。そんな繁が、雑誌の連載小説「おせっかい」に登場する女性刑事に熱い思いを抱き、それが高じて奇妙な浮遊感とともに小説のなかに出入りするようになる。この闖入者にショックを受ける作家の橘香織。迷走し始める彼女の連続殺人事件小説。現実と仮想世界が交差する切ない不思議感覚ミステリ。


29/05/2007 Tue 12:36 | 読書

株価暴落/池井戸 潤

株価暴落
文藝春秋
池井戸 潤(著)
巨大スーパー・一風堂を襲った連続爆破事件。企業テロを示唆する犯行声明に株価は暴落する。白水銀行審査部の板東と企画部の二戸は、一風堂の巨額支援要請をめぐって激しく対立する。

スリリングでスピーディな展開、氏の小説を読むとオトナの世界の理不尽と不条理に信じたくない、と思わされるリアリティを突きつけられる。

28/05/2007 Mon 22:39 | 読書

桜川ピクニック/川端 裕人

桜川ピクニック
文藝春秋
川端 裕人(著)
パートナーが多忙の場合、余裕のある方が育児をするのが合理的。でも世間では男性の育児は少数派で、悩むパパたちを描く育児小説。

きっと同じ立場の方が読んだら、身につまされたり共感したりするのでしょう。それを置いても"おしり関係"は可愛いお話でした。

27/05/2007 Sun 20:36 | 読書

赤々煉恋/朱川 湊人

赤々煉恋
東京創元社
朱川 湊人(著)
赤々とした炎のように何かに身を焦がし、切望する者たちの行く末は…。様々な愛の形を綴った、切なさと悲しさの溢れる五つの物語。人間の欲望を赤裸々に描く連作短編集。

実に引き出しの多い著者ですね。妖しく幻想的な愛、とても濃い作品集。

26/05/2007 Sat 20:02 | 読書

九月の恋と出会うまで/松尾 由美

九月の恋と出会うまで
新潮社
松尾 由美(著)
壁穴から囁く不思議な男。戸惑いながらも志織は彼の奇妙な依頼を引き受けた。恋が恋を呼ぶ奇跡のラブストーリー。

時間SFにミステリィがプラスされているのに、複雑になりすぎず恋愛小説としても読める。とても読みやすいけれど、かなり考えられたと思われる作品。

26/05/2007 Sat 14:34 | 読書

BABEL/2006年 アメリカ

監督: アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
脚本: ギジェルモ・アリアガ
撮影: ロドリゴ・プリエト
出演:
ブラッド・ピット リチャード
ケイト・ブランシェット スーザン
ガエル・ガルシア・ベルナル サンチャゴ
役所広司 ヤスジロー
菊地凛子 チエコ
二階堂智 ケンジ
アドリアナ・バラーザ アメリア
エル・ファニング デビー
ネイサン・ギャンブル マイク
ブブケ・アイト・エル・カイド ユセフ
サイード・タルカーニ アフメッド
ムスタファ・ラシディ アブドゥラ
アブデルカデール・バラ ハッサン

「アモーレス・ペロス」「21グラム」の俊英アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が、旧約聖書の"バベルの塔"をモチーフに描き出す衝撃のヒューマン・ドラマ。モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本、それぞれの場所で孤独な魂どうしが織りなす愛と哀しみ、再生への希望の物語が同時並行で鮮やかに綴られていく。

discommunication を描いたのでしょう?。
うぬぬ。日本のパートの必要性は感じなかったし、首を傾げざるを得ない部分が多過ぎて、これは、参ったなあ。

24/05/2007 Thu 20:08 | 映画

M1(エム・ワン)/池井戸 潤

M1(エム・ワン)
講談社
池井戸 潤(著)
町は闇の通貨に支配されていた。元商社マンの高校教師は、教え子の父の会社を救うために企業王国のドンに戦いを挑んだ。

タイトルは狭義のマネーサプライのこと。架空通貨によって支配された町、狂ってゆく人々。すぐそばにある、とも思わされる危険。カネ、これについては、いくらでも語る言葉があるのですね。なかなかにハードボイルドでした。

22/05/2007 Tue 21:00 | 読書

桐畑家の縁談/中島 京子

桐畑家の縁談
マガジンハウス
中島 京子(著)
「結婚することにした」 妹・佳子の告白により、にわかに落ち着きをなくす姉・露子(独身)。寡黙な父、饒舌な母、そして素っ頓狂な大伯父をも巻き込んだ桐畑姉妹の悩ましくもうるわしき20代の日々。もどかしいほどの姉妹の人生を、ユーモラスな視点で綴った作品。

非常に軽く読める作品ですが、この著者独特なそこはかとないおかしみがあって、それが紋切り型ではないところが心地良い。

22/05/2007 Tue 18:30 | 読書

観光/ラッタウット・ラープチャルーンサップ

観光
早川書房
ラッタウット・ラープチャルーンサップ(著)古屋 美登里(翻訳)
失明間近の母と旅にでかけた青年の優しさが胸を打つ表題作、若い兄弟が大人への苦い一歩を経験する「カフェ・ラブリーで」ほか、色鮮やかなタイを舞台に、家族や友人とのかけがえのない絆を描く7短篇を収録。

文学、なのにリアル。タイの空気や熱気や匂いや音が文字の間から零れてくるよ。

22/05/2007 Tue 11:11 | 読書

使命と魂のリミット/東野 圭吾

使命と魂のリミット
新潮社
東野 圭吾(著)
心臓外科医を目指す夕紀は、誰にも言えないある目的を胸に秘めていた。その目的を果たすべき日に、手術室を前代未聞の危機が襲う。心の限界に挑む医学サスペンス。

うーん、氏にしてはどうだろう、これは。
登場人物が皆善人なのにも先が読める展開にも、少々落胆。テンポも良くてすらすら読めるのだけれど。隔靴掻痒。

20/05/2007 Sun 21:35 | 読書

空飛ぶタイヤ/池井戸 潤

空飛ぶタイヤ
実業之日本社
池井戸 潤(著)
トレーラーの走行中に外れたタイヤは凶器と化し、通りがかりの母子を襲った。タイヤが飛んだ原因は「整備不良」なのか、それとも…。自動車会社、銀行、警察、週刊誌記者、被害者の家族…事故に関わった人それぞれの思惑と苦悩。そして「容疑者」と目された運送会社の社長が、家族・仲間とともにたったひとつの事故の真相に迫る、果てなき試練と格闘の数か月。

久しぶりにページを繰る手が止まらない快感。
カイシャ、ギンコウ、セケン、ガッコウ、中小企業の社長のおやじが闘うその懸命さ。腐敗した財閥系企業の体質にお得意の銀行の内情、子供の社会まで絡めて描いたこの作品。直木賞どうして逃したのか。

20/05/2007 Sun 21:34 | 読書

T.R.Y. 北京詐劇(ペキン・コンフィデンシャル)/井上 尚登

国家と時代を騙したあの天才詐欺師、伊沢修が帰ってきた! 
1916年、詐欺師と革命家が暗躍した熱き時代。混乱の中国、その覇権と財宝をめぐり、策を弄する日本人がいた。横溝正史大賞正賞受賞の大ヒット作T.R.Y.の伊沢修、新たなるミッションは北京「袁世凱を騙せ。」

人物紹介のような物語の布石のような描写に少し冗長なものを感じながらも、読み続けどうしてもT.R.Y.と比較してしまい消化不良。

19/05/2007 Sat 20:43 | 読書

GOOD NIGHT, AND GOOD LUCK/2005年 アメリカ

グッドナイト&グッドラック 豪華版
GOOD NIGHT, AND GOOD LUCK
監督: ジョージ・クルーニー
脚本: ジョージ・クルーニー,グラント・ヘスロヴ
 
出演: デヴィッド・ストラザーン エド・マロー
ジョージ・クルーニー フレッド・フレンドリー
ロバート・ダウニー・Jr ジョー・ワーシュバ
パトリシア・クラークソン シャーリー・ワーシュバ
レイ・ワイズ ドン・ホレンベック
フランク・ランジェラ ウィリアム・ペイリー
ジェフ・ダニエルズ シグ・ミッケルソン
ジョージ・クルーニーによるコンフェッションに続く監督第二作目。“赤狩り”の猛威が吹き荒れた1950年代を舞台に、危機に瀕した自由を守るため、時の権力に敢然と立ち向かった国民的ニュースキャスター、エド・マローと番組スタッフたちの姿を、全編モノクロ映像による緊張感あふれるタッチで描き出す。

クラシカルなのにセンスは尖っている。この時代の粋で本物の大人の空気が良い。

18/05/2007 Fri 22:35 | 映画

スコーレNo.4/宮下 奈都

スコーレNo.4
光文社
宮下 奈都(著)
人生には、4つの小さな学校(スコーレ)がある。家族、恋愛、仕事、そして…。スコーレを通して描かれる成長物語。

表現力に瞠目。派手なことは何もないのに、感情を、こころの動きを丁寧に描き浮かび上がってくるその物語に惹きこまれる。

17/05/2007 Thu 19:01 | 読書

16 BLOCKS/2006年 アメリカ

16ブロック
16 BLOCKS
監督: リチャード・ドナー
出演: ブルース・ウィリス ジャック・モーズリー
モス・デフ エディ・バンカー
デヴィッド・モース フランク・ニュージェント
ジェナ・スターン ダイアン・モーズリー
わずか16ブロック、およそ1.6km離れた裁判所に証人を送り届けるだけの簡単な仕事を任された刑事が、予想もしない事態に巻き込まれ、証人共々命を狙われるハメに陥るサスペンス・アクション。

ブルース・ウィリス、特殊メイクかと見紛うばかりの老成っぷり。"もうひとつのエンディング"の方が締まってみえたけれど、本編はそうですか、どこまでもDie hardですか。

16/05/2007 Wed 22:16 | 映画

12星座の恋物語/角田 光代(著)鏡 リュウジ(著)

12星座の恋物語
新潮社
角田 光代(著)鏡 リュウジ(著)
12星座ごとの男性、女性を中心に描く24篇のラブストーリーに、ホロスコープを添えました。星が教えてくれる本当のあなたの姿と彼の気持ちとは…。

占星術にさしたる興味はないけれど、こういう編集をされると角田氏らしさが楽しめる。人は皆、違うんだ。

16/05/2007 Wed 14:36 | 読書

青猫家族輾転録/伊井 直行

青猫家族輾転録
新潮社
伊井 直行(著)
70年代半ばの就職氷河期に中堅商社に入った「僕」の社内抗争、リストラ、独立、合併と続く社会人としての転変と、一人娘の不登校、不良化を防ごうとする父親、家庭人としての奮闘をユーモアのある読みやすい文章で描く、切実な現代の物語。30年前に死んだ大好きだった叔父さんに語りかける、暖かくて新鮮な大人の小説。

暖かい?とは思わなかったが、死んだ叔父さん、死にゆくかつての友、生きていく主人公。どこか現実感がない記述もあるけれど何故かずいずい読んでしまった。

15/05/2007 Tue 20:16 | 読書

蒲公英草紙―常野物語/恩田 陸

蒲公英草紙―常野物語
集英社
恩田 陸(著)
舞台は20世紀初頭の東北の農村。旧家のお嬢様の話し相手を務める少女・峰子の視点から語られる、不思議な一族の運命。時を超えて人々はめぐり合い、約束は果たされる。切なさと懐かしさが交錯する感動長編。

んん、この著者によくある、え?そんなラスト?という肩透かし。ファンタジー、常野云々に拘らずに。

15/05/2007 Tue 18:35 | 読書

光の帝国―常野物語/恩田 陸

光の帝国―常野物語
集英社
恩田 陸(著)
穏やかで知的で、権力への志向を持たずに生きる常野の一族。人を見通し、癒し、守る、その不思議な能力は何のために存在するのか。優しさと哀しみに満ちた壮大なファンタジー。

これぞまさしく恩田陸氏、と思わずにいられない。

15/05/2007 Tue 17:41 | 読書

CAPOTE/2005年 アメリカ

カポーティ コレクターズ・エディション
CAPOTE
監督: ベネット・ミラー
製作: キャロライン・バロン,マイケル・オホーヴェン,ウィリアム・ヴィンス
製作総指揮: ダン・ファターマン,フィリップ・シーモア・ホフマン,ケリー・ロック,ダニー・ロセット
原作: ジェラルド・クラーク
 
出演: フィリップ・シーモア・ホフマン トルーマン・カポーティ
キャサリン・キーナー ネル・ハーパー・リー
クリフトン・コリンズ・Jr ペリー・スミス
クリス・クーパー アルヴィン・デューイ
ブルース・グリーンウッド ジャック・ダンフィー
ボブ・バラバン ウィリアム・ショーン
エイミー・ライアン マリー・デューイ
マーク・ペルグリノ ディック・ヒコック
アリー・ミケルソン ローラ・キニー
ノンフィクション・ノベルという新たなジャンルを切り拓いたと言われるトルーマン・カポーティの傑作冷血その完成までの道のりを描き出した伝記ドラマ。

フィリップ・シーモア・ホフマン怪演。表現者のセンシティブさとアンビヴァレント。

14/05/2007 Mon 21:47 | 映画

家族芝居/佐川 光晴

家族芝居
文藝春秋
佐川 光晴(著)
善男さんは、どうして「八方園」の婆さんたちの世話をしているんだろう? 元アングラ劇団スターの善男さんと7人の陽気な老婆たち。奇妙な共同生活に浪人生や負け犬女が乱入して-。

今までの氏の作品に比べると陽性な印象。

14/05/2007 Mon 17:41 | 読書

罠釣師(トラッパーズ)/三浦 明博

罠釣師(トラッパーズ)
文藝春秋
三浦 明博(著)
料理人・木之下は、渓流釣りに出かけた山奥で「人助け」をすることに。狙いは老人を喰い物にする詐欺師。渓流釣りの得意な乱歩賞作家が描き出した、疑餌で魚を釣る様に人を騙すコン・ゲーム。

詐欺を釣りに喩えるその独創、つりに興味はないけれど楽しめました。

14/05/2007 Mon 15:51 | 読書

CHILDREN OF MEN トゥモロー・ワールド/2006年 アメリカ・イギリス

トゥモロー・ワールド プレミアム・エディション
CHILDREN OF MEN トゥモロー・ワールド
監督: アルフォンソ・キュアロン
製作: マーク・エイブラハム
エリック・ニューマン
ヒラリー・ショー
トニー・スミス
イアイン・スミス
製作総指揮: アーミアン・バーンスタイン
トーマス・A・ブリス
原作: P・D・ジェイムズ 人類の子供たち
/『トゥモロー・ワールド』(早川書房刊)

出演: クライヴ・オーウェン セオ・ファロン
ジュリアン・ムーア ジュリアン・テイラー
マイケル・ケイン ジャスパー・パルマー
キウェテル・イジョフォー ルーク
チャーリー・ハナム パトリック
クレア=ホープ・アシティ キー
パム・フェリス ミリアム
ダニー・ヒューストン ナイジェル
ピーター・ミュラン シド
子供が誕生しなくなった近未来の地球を舞台に、人類の未来を左右する一人の少女を巡る攻防に巻き込まれた主人公の運命をスリリングに描く。

長回しの市街戦に代表される技巧の数々は圧巻。ヴェネチア国際映画祭でオゼッラ賞(技術貢献賞)を獲得したのも頷ける。吸引力の凄まじさ、観終わったあとに残す余韻。楽しいとは対極の、しかし秀作。
それにしても、どうしてこんな邦題になってしまったのか。

13/05/2007 Sun 21:41 | 映画

THE BLACK DAHLIA/2006年 アメリカ

ブラック・ダリア コレクターズ・エディション 2枚組
THE BLACK DAHLIA
監督: ブライアン・デ・パルマ
原作: ジェームズ・エルロイ ブラック・ダリア(文春文庫刊)
脚本: ジョシュ・フリードマン
 
出演: ジョシュ・ハートネット バッキー・ブライカート
アーロン・エッカート リー・ブランチャード
スカーレット・ヨハンソン ケイ・レイク
ヒラリー・スワンク マデリン・リンスコット
ミア・カーシュナー エリザベス・ショート
マイク・スター ラス・ミラード
フィオナ・ショウ ラモーナ・リンスコット
パトリック・フィスクラー エリス・ロウ
ジョン・カヴァノー エメリット・リンスコット
レイチェル・マイナー マーサ・リンスコット
ビル・フィンレイ ジョージ・チルデン
ジェミマ・ルーパー ローナ
ジョン・ソラーリ バクスター・フィッチ
リチャード・ブレイク ボビー・デウィット
 「L.A.コンフィデンシャル」の原作者ジェームズ・エルロイの同名ベストセラーをブライアン・デ・パルマ監督が映画化したクライム・ミステリー。女優の卵が胴体を真っ二つに切断された惨殺死体で発見されるという、40年代にロサンジェルスで実際に起こった有名な猟奇殺人事件を基に、捜査に当たる2人の刑事が、次第に事件の背後に広がる妖しく深い闇の中に呑み込まれていくさまをスタイリッシュに描く。

独自の美学はぷんぷん。脚本が複雑というか、原作とは違う印象を受ける。

12/05/2007 Sat 22:04 | 映画

地に埋もれて/あさの あつこ

地に埋もれて
講談社
あさの あつこ(著)
月明かりの夜、藤花の下、わたしは土の中から引き戻された。夢なのか、それとも幻なのか……。黄泉と現が交差する、生と死のミステリー。

透明な旅路とに登場する白兎が登場する。だからこれも似たような感想を抱くのだけれど、こちらの方は家族がテーマにあるせいも相俟って、ううむ、惜しい。もっと裏切って欲しかった。

10/05/2007 Thu 19:46 | 読書

モノレールねこ/加納 朋子

モノレールねこ
文藝春秋
加納 朋子(著)
家族の絆をテーマに描かれる、ハートウォーミングな8つの物語。

この著者に対してよく言われる温かさ、だけでなく悲しみやら憂いやら負の部分もひっくるめて包み込んでから、物語にしてくれている、そういう感じ。

08/05/2007 Tue 20:40 | 読書

オレたちバブル入行組/池井戸 潤

オレたちバブル入行組
文藝春秋
池井戸 潤(著)
崩壊した銀行不倒神話。給料は下がり、ポストも減り、逆境にさらされるバブル入行組の男たちの意地と挑戦を鮮やかに描く長篇小説。

銀行を舞台にはしているけれど、主人公の熱い活躍ぶりがこれまでとは一味違う痛快さ。

05/05/2007 Sat 16:12 | 読書

鹿男あをによし/万城目 学

鹿男あをによし
幻冬舎
万城目 学(著)
「さあ、神無月だ−。出番だよ、先生」 2学期限定で奈良の女子高に赴任した28歳の「おれ」。ちょっぴり神経質な彼に下された、空前絶後の救国指令とは!?

歴史とファンタジーが入り乱れ、なのにとても読み易いのが素晴らしい。御伽噺はこうでなくては。

03/05/2007 Thu 21:05 | 読書

ミハスの落日/貫井 徳郎

ミハスの落日
新潮社
貫井 徳郎(著)
突然の呼び出しは、面識のない相手からだった。名前だけなら誰でも知っている会社の創業者で財界の実力者。不可解な思いを抱きつつ訪問すると、年老いた紳士は、ある事件について語り始めた。私の母が関わっていたとされる、三十年以上も昔の、信じがたい密室殺人の真相を……。表題作他、五つの都市に響き渡る、五つの悲鳴。

流石、ひとつひとつが読み重りする充実感。

02/05/2007 Wed 14:27 | 読書

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arroyo

音楽聴いて映画を観たらお気に入りの本を持って、知らない土地へ行ってみよう。