極楽タイ暮らし/高野 秀行

タイに暮らして初めてわかった彼の人々の知られざる素顔。

確かこれはタイの人々には不評だったと著者が言っていたっけ。
"王様は不老不死のスーパーマン"中の王子の記述により王室不敬罪に問われ、著者は本書発刊後、タイからの強制退去処分を受けてしまったそうだ。
いずれにせよ、タイという国のひとつの顔を知るには良い本です。

30/08/2006 Wed 20:25 | 読書

LAND OF PLENTY/2005年 ドイツ・アメリカ

ランド・オブ・プレンティ スペシャル・エディション
ランド・オブ・プレンティ
監督: ヴィム・ヴェンダース
原案: ヴィム・ヴェンダース
スコット・デリクソン
脚本: ヴィム・ヴェンダース
    マイケル・メレディス
出演: ミシェル・ウィリアムズ ラナ
ジョン・ディール ポール
ウェンデル・ピアース ヘンリー
リチャード・エドソン ジミー
バート・ヤング シャーマン
ショーン・トーブ ハッサン
9.11の後遺症に苦しむアメリカの現状を静かに見つめた ヒューマン・ドラマ。10年ぶりに再会したパレスチナ帰りの少女とベトナム帰りの伯父の2人は謎の殺人事件を追って、アメリカを横断する。
なんと16日間という驚異的な短さで一気に撮り上げた作品らしい。
オフィシャルサイト

29/08/2006 Tue 21:03 | 映画

DON'T COME KNOCKING/2005年 ドイツ・アメリカ

アメリカ、家族のいる風景
アメリカ、家族のいる風景
監督: ヴィム・ヴェンダース
製作総指揮: ジェレミー・トーマス
原案: サム・シェパード
ヴィム・ヴェンダース
脚本: サム・シェパード
撮影: フランツ・ラスティグ
音楽: T=ボーン・バーネット
 
出演: サム・シェパード ハワード・スペンス
ジェシカ・ラング ドリーン
ティム・ロス サター
ガブリエル・マン アール
サラ・ポーリー スカイ
フェアルーザ・バーク アンバー
エヴァ・マリー・セイント ハワードの母
パリ、テキサスのヴィム・ヴェンダース監督とサム・シェパードが20年ぶりに組んだロードムービー。主人公を演じるのは脚本も担当したサム・シェパード。
西部劇のスターだったハワードは、新作の撮影現場から突然逃げ出し、故郷に向かう。自分の子供を探し出すため、モンタナ州ビートの町へと車を走らせる。昔の恋人との不安まじりの再会、息子の反発、骨壷を抱えた不思議な少女との出会い。ハワードの心の孤独は深まるばかりだが。

毛穴の中まで、idiotな男の情けなく不甲斐ない、けれど徹底的には否定も憎めもできない、センチメンタルジャーニー。ファンタジック、なのにどうしようもなくリアル。ビートの町並みがまた、良い。

しかしこの邦題はどうしたことだろう。遠ざかり偏見を呼び覚ますこと夥しい。

28/08/2006 Mon 21:55 | 映画

シネマ・シネマ・シネマ/梁 石日

シネマ・シネマ・シネマ
光文社
梁 石日(著)
完成するのか、しないのか。一寸先は闇。映画制作に魅せられ、取り憑かれた人間たちの悪戦苦闘は果てしなく続く。―金集めと情熱から始まる「小説の映画化」。そこに入り乱れる規格外な人間たち。

仮名にはしているが、ほぼ真実に近いのだろうと思われる出来事が次から次からへと湧いてくる。その濃い空間においての流されながら、だのに揺るがない著者のスタンス。

28/08/2006 Mon 15:59 | 読書

寺内町燈路

今年で三回目だという、寺内町燈路。
ひとつひとつ顔の違う行灯が足元を照らし、地味ながらも風情が。
おお,なかなかきれい
ひとつひとつ顔が違う
いつもはまっくら
また来年も
蔦に覆われた喫茶ナロードにて、ミックスジュースをいただきました。
今日は盛況

27/08/2006 Sun 22:25 |

ア・ハッピーファミリー/黒野 伸一

ア・ハッピーファミリー
小学館
黒野 伸一(著)
第1回きらら文学賞受賞作。
七人家族の坂本家。ニートの父親、サプリ漬けのばあさん、いじめに悩む長男、かさぶたができるまで頭を掻きむしる二女etc.七人家族があゆむ、へたくそで、ばらばらで、泣きたくなるほどあったかい日々。

まったく悪くはないのだけど、どこかで読んだ、よくあるほんわか家族物語の域を出ていないのだよ。一人ひとりのキャラクタも想像の範囲内の行動をしてくれちゃって、もう。

26/08/2006 Sat 21:15 | 読書

いつも旅のなか/角田 光代

いつも旅のなか
アクセスパブリッシング
角田 光代(著)
仕事も名前も年齢も、なんにも持っていない自分に会いにゆく。こよなく愛する旅を綴ったエッセイ集。

一人の旅行者としての素直でストレートな文章に驚く。と同時にほんの少し安心もする。俗っぽい思考や怠惰な姿勢、偏見に満ちた視線と、単純な感動や感心に。

26/08/2006 Sat 18:28 | 読書

逃亡作法―TURD ON THE RUN/東山 彰良

逃亡作法―TURD ON THE RUN
宝島社
東山 彰良(著)
第1回"このミステリーがすごい!"大賞銀賞、読者賞受賞作品。
少しだけ未来の日本。死刑制度が廃止され、キャンプと呼ばれるようになった刑務所。復讐を誓って襲撃をたくらむ犯罪の犠牲者の遺族と、脱獄を図る囚人たち。

ラム&コークを先に読んでしまった。
そのせいか展開の遅さと、後半の気の抜けたリズムに乗り切れず。設定やキャラクタは面白そう、と思えただけに。

26/08/2006 Sat 07:58 | 読書

スローモーション/佐藤 多佳子

スローモーション
ジャイブ
佐藤 多佳子(著)

主人公は女子高の1年生。22歳のニイちゃんは元不良で無職、父さんは小学校教師でクソ真面目人間、母さんはお見合いでバツイチ堅物男と結婚した専業主婦。いつも動作がスローな同級生、及川周子が気になってしかたがない。

黄色い目の魚の大分前1993年に刊行されたもの。と知ると、随分上手くなったんだなあと思う。不安定な女子高生の世界、が薄く緩く温くて。

25/08/2006 Fri 22:05 | 読書

新宿ミルク工場/沙藤 一樹

新宿ミルク工場
講談社
沙藤 一樹(著)
大人たちから逃れるには"死"しかないと追いつめられ、さまよっていた若い男女に訪れた偶然。ふたつの出会いがひとつにつながった時、"奇跡"が起きた。

ミルクの章においてのこちらの苛つきを、工場で宥めて新宿で落ち着かせた。"魂と再生の物語"、なんですね、ふむ。

25/08/2006 Fri 20:03 | 読書

ダブルアップ/ハセベ バクシンオー

ダブルアップ 『このミス』大賞シリーズ
宝島社
ハセベ バクシンオー(著)
ギャンブル中毒&シャブ中毒の結果、銀行員をクビになった早瀬は、10円ポーカー屋のオーナーとしてなんとかシノいでいる。歌舞伎町浄化作戦が進むなか、早瀬の周りではヤバい事件が次々に勃発。事件に巻き込まれていく早瀬の行く末には。

無駄とも取れる会話の台詞がいちいちおかしい、だけでなくリアリティがあり、リズムを生む。ノワールなのにキャラクタに人間味を感じるのはそのせいかもしれぬ。

24/08/2006 Thu 19:04 | 読書

赤い指/東野 圭吾

赤い指
講談社
東野 圭吾(著)
身内の起こした殺人事件に直面した家族の、醜く、愚かな嘘に練馬署の名刑事、加賀恭一郎が立ち向かう。ひとつの事件を中心に描き出されるさまざまな親子像。

悪意嘘をもうひとつだけの加賀恭一郎刑事シリィズ第7弾。

引きこもり、嫁姑の確執、認知症。前半はエゴイズム丸出しの愚かな人間たちが、現代社会の縮図であるかのように描かれるのだが、さすがは手練れの東野氏。
ラストにかけての展開は、横山秀夫氏の半落ちを思い出させる意外なほど湿っぽいものでありました。

24/08/2006 Thu 12:55 | 読書

異国トーキョー漂流記/高野 秀行

異国トーキョー漂流記
集英社
高野 秀行(著)
外国人と彷徨う東京は不思議なガイコクの街。故国を追われたイラク人、盲目で野球狂のスーダン人。様々な外国人とつきあう著者の眼に、東京は不可思議な外国に映る。笑い、戸惑い、驚きつつトーキョーを旅する友情物語。

眼から零れ落ちる鱗は多いほど、快い。
高野氏の他の辺境紀行もそうだけれど、彼の眼に映る景色は、彼というプリズムを通してから、彼自身の考えや、日本人の立ち位置のようなものを教えてくれる。

23/08/2006 Wed 19:24 | 読書

果てしなき渇き/深町 秋生

果てしなき渇き
宝島社
深町 秋生(著)
第3回"このミステリーがすごい!"大賞受賞作品。
失踪した娘を捜し求めるうちに、徐々に闇の奥へと遡行していく父。娘は一体どんな人間なのか。ひとりの少女をめぐる、男たちの狂気の物語。その果てには。

設定、キャラクタ、ストーリィ、どれをとっても既読感が拭えない。クラシックなハードボイルドと思えばいわゆるノワールな展開なわけですが、いかんせん物足りない。

21/08/2006 Mon 18:46 | 読書

いつもの朝に/今邑 彩

いつもの朝に
集英社
今邑 彩(著)
容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能の兄と、兄とは正反対で何をやらせても落ちこぼれの弟。二人はあるきっかけで恐ろしい出生の秘密を知ってしまう。

30年前の牧師一家惨殺事件という重い事件を背負った兄弟の相克、ストーリィテーリングの上手さと、登場人物たちの立ち回りの良さに、するすると読めてしまった。重いテーマながら爽やかな読後感。

20/08/2006 Sun 16:51 | 読書

ビッグボーナス/ハセベ バクシンオー

ビッグボーナス
宝島社
ハセベ バクシンオー(著)
第2回"このミステリーがすごい!"大賞優秀賞受賞作品。
パチスロメーカーで企画開発をしていた主人公は、今は攻略情報を売る超やり手の営業マン。軽妙な爆裂トークで、ガセネタの攻略法をパチスロ中毒者に売りつけ、大金をふんだくっている。やがて、そんな彼の周囲で不穏な空気が流れ始め─。

会話もキャラクタも設定も良い意味でB級の面白さ、疾走感に任せてするすると読む。続編にも期待。

19/08/2006 Sat 18:06 | 読書

西南シルクロードは密林に消える/高野 秀行

西南シルクロードは密林に消える
講談社
高野 秀行(著)
中国・成都からビルマ北部からインド・カルカッタまでの古代通商路。それは謎にみちた最古のシルクロードと言われている。戦後、世界で初めて、この地を陸路で踏破した著者が見たものは?

学術的には成果ゼロのこの凄まじい冒険。
そこにあったのは道ではなく人のつながりである

この著者の言葉にあるように、21世紀の交易品"高野秀行"氏はその記憶を、強烈と描写するには生易しいくらいのインパクトで形にしてくれた。

19/08/2006 Sat 08:08 | 読書

愚行録/貫井 徳郎

愚行録
東京創元社
貫井 徳郎(著)
一家を惨殺した怪物はどこに潜んでいたのか? さまざまな証言を通して浮かび上がる家族の肖像、そして人間たちの愚行のカタログ。

予想通り読後感は厭な感じなのだが、それが予想の範囲内だったのは予想していなかった。もっと愚かなものを欲する愚考。

17/08/2006 Thu 08:13 | 読書

夢助/忌野清志郎

夢助
デビュー35周年を迎えた今年7月、喉頭癌であることを告白し、新しいブルースを楽しむため入院中の忌野清志郎氏。
10月4日にアルバム夢助がリリースされるという。
作家陣には、細野晴臣、仲井戸麗市、三宅伸治という顔ぶれ。リード・トラック「激しい雨」の歌詞に"RCサクセションが聴こえる"というフレーズ。

早く、歌う清志郎が観たい。
忌野清志郎 オフィシャルサイト

16/08/2006 Wed 20:39 | 音楽

あなたにもできる悪いこと/平 安寿子

あなたにもできる悪いこと
講談社
平 安寿子(著)
自称トラブル・コーディネーター、檜垣と里奈。人に言えない訳ありのお金、ちょこっと頂戴いたします。金のなる木がそこにあるなら、とりあえず揺すぶってみなければ!平安寿子版・痛快悪漢小説(ピカレスク)の誕生。

登場人物のどいつもこいつも、ああいるわ、大人の世界に、と思わされる奴等ばかり、平氏の描写力には感心するのだが、主人公に今ひとつ乗り切れないものがあって、消化不良。

16/08/2006 Wed 15:46 | 読書

配達あかずきん/大崎 梢

配達あかずきん
東京創元社
大崎 梢(著)
配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真。駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の良いアルバイト店員・多絵のコンビが、さまざまな謎に取り組む。元書店員が描く本格書店ミステリ。

もっとも興味深かったのが、巻末の書店員さんたちの対談。
いわゆる日常の謎を穏やかに描いているミステリだけれど、書店が舞台、そして書店員が解決する、書物を愛する者にとってはこれがちょっぴり、時にはかなり楽しめる装置。

15/08/2006 Tue 19:14 | 読書

チーム・バチスタの栄光/海堂 尊

チーム・バチスタの栄光
宝島社
海堂 尊(著)
第4回"このミステリーがすごい!"大賞受賞作品。
東城大学医学部付属病院では、心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門チーム"チーム・バチスタ"を作り、次々に成功を収めていた。ところが、3例立て続けに術中死が発生。医療過誤か殺人か、不定愁訴外来担当の万年講師と厚生労働省の変人役人が患者の死の謎を追う。

ミステリの真相については特別驚きはないけれど、この小説の肝はやはり厚生労働省の変人役人・白鳥の存在。ちょっと伊良部先生を想起させるキャラクタが、良い。著者の略歴と相俟って医療現場のリアリティも冴え渡る、エンタテインメントでありました。

13/08/2006 Sun 14:41 | 読書

県庁の星/桂 望実

県庁の星
小学館
桂 望実(著)
役人根性全開の県庁のエリートが、田舎のスーパーにやって来た。はたしてこのまま民間でやっていけるのか? 手に汗握る、役人エンターテインメント。

公務員、メリーゴーランドでもとげでもコミカルでもしかするとオーヴァーなのかもしれぬが、そういうものなかもしれぬと思わされてしまう。
キャラクタがくっきりしていて、とても読み易いのに、映画化されると何故か小説とは違うタイプの人が演じるのですね。

12/08/2006 Sat 21:54 | 読書

ビルマ・アヘン王国潜入記/高野 秀行

ビルマ・アヘン王国潜入記
草思社
高野 秀行(著)
中国雲南省と国境を接するビルマ・ワ州。ここは世界最大のアヘン生産地にして反政府ゲリラ・ワ軍の支配区。この秘境に潜入し、半年間滞在した著者が見た、知られざる現実を明らかにした迫真の記録。

真っ当なノンフィクション。
旅ではなく生活した、その目線と著者の洞察力。
この本の伝える事実はとんでもないことに違いなく、地に足着いた筆致がさらにそれに拍車をかける。

09/08/2006 Wed 16:36 | 読書

夜をゆく飛行機/角田 光代

夜をゆく飛行機
中央公論新社
角田 光代(著)
どうしようもなく、家族は家族。うとましいけど憎めない、古ぼけてるから懐かしい、変わらぬようで変わりゆく谷島酒店一家のアルバム。

語り手が四人姉妹の末っ子のせいか、最近の氏の家族もの、空中庭園と比べると、ストレートな解りやすさ。

09/08/2006 Wed 16:34 | 読書

ラム&コーク/東山 彰良

ラム&コーク
宝島社
東山 彰良(著)
墓石ビジネス新納ファミリー、蛇頭のVIP&元中国公安局員の密輸入コンビ、過激なマドンナ、クリスチャンの殺し屋3兄弟。ひとクセもふたクセもある輩が、地下銀行の闇金をめぐって大暴れ。大金を手にするのは一体誰だ!?

スピード感ある展開の、勢いに引き込まれているうちに読んでしまった。小悪党どもの暗躍、というには登場人物たちの間が抜けているところが、功を奏しているんでしょう。

08/08/2006 Tue 08:15 | 読書

鴨川ホルモー/万城目 学

鴨川ホルモー
産業編集センター
万城目 学(著)

第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞作品。
謎のサークル京大青竜会に入った安倍を待ち構えていた"ホルモー"とは? 恋に、戦に、チョンマゲに、若者たちは闊歩して、魑魅魍魎は跋扈する。京都の街に巻き起こる、疾風怒濤の狂乱絵巻。

太陽の塔を想いだす、京大臭。
肝の"ホルモー"はもちろんのこと、大学生の抱えるありきたりな悩みや悲喜こもごもの心情、キャラクタが、笑えるようにうまく、実にうまく描かれています。

06/08/2006 Sun 20:02 | 読書

肉体派/甘糟 りり子

肉体派
角川書店
甘糟 りり子(著)
過酷な食事制限で有名なスポーツジムを舞台に重たい心と体をもてあます男女の恋とリアルな日常を描く肉体改造小説。

つらつら読むと、都会の人ってこうなんだろうなあ、と陳腐なことを思うわけだが、己の肉体に対するスタンスって、世界との立ち位置で随分変わる。

06/08/2006 Sun 16:53 | 読書

世界のシワに夢を見ろ!/高野 秀行

世界のシワに夢を見ろ!
小学館
高野 秀行(著)
自称B級探検家が放つ爆笑エッセイ。辺境から愛を込めて、世界のグローバリゼーションを笑い飛ばす冒険活劇。

面白くないわけがない、のだけれどダイジェスト版といった内容で物足りなさは否めない。やはり個々の作品で笑いたい。

06/08/2006 Sun 16:45 | 読書

イレギュラー/三羽 省吾

イレギュラー
角川書店
三羽 省吾(著)
素質だけは全国レベル、態度ならメジャーレベルの豪腕高校生ピッチャー・コーキは、強豪野球部K高にプライドを蹴散らされ、真剣に野球に取り組みはじめた。だが思ってもみなかった事件がコーキたちに降りかかる。

痛快で戯画的な青春物語。高校野球というのは、内情はどうであれ、こういう風通しの良い読後感。

05/08/2006 Sat 20:48 | 読書

THE LIFE AQUATIC WITH STEVE ZISSOU/2005年 アメリカ

ライフ・アクアティック
ライフ・アクアティック
監督: ウェス・アンダーソン
 
出演: ビル・マーレイ スティーヴ・ズィスー
オーウェン・ウィルソン ネッド・プリンプトン
ケイト・ブランシェット ジェーン・ウィンスレット・リチャードソン
アンジェリカ・ヒューストン エレノア・ズィスー
ウィレム・デフォー クラウス・ダイムラー
ジェフ・ゴールドブラム アリステア・ヘネシー
マイケル・ガンボン オセアリー・ドラコーリアス
バッド・コート ビル・ユーベル

海洋学者で映画監督でもある主人公が、"幻のジャガーザメ"に殺された仲間の仇討ちと名誉を取り戻すために、個性豊かな仲間たちと冒険に出る。

ビル・マーレイの超然とした佇まい、随所に鏤められる無駄で無意味なシーンは唇の片側がゆるゆると持ち上がる。
ちっとも興奮しない、冒険。

05/08/2006 Sat 17:22 | 読書

SHATTERED GLASS/2004年 アメリカ

ニュースの天才
ニュースの天才

監督: ビリー・レイ
製作総指揮: トム・クルーズ
トム・オーテンバーグ
マイケル・パセオネック
ポーラ・ワグナー
原案: H・G・ビッシンジャー

出演: ヘイデン・クリステンセン スティーブン・グラス
ピーター・サースガード チャールズ"チャック"・レーン
クロエ・セヴィニー ケイトリン・アヴィー
スティーヴ・ザーン アダム・ペネンバーグ
ハンク・アザリア マイケル・ケリー
メラニー・リンスキー エミー・ブランド
ロザリオ・ドーソン アンディ・フォックス
マーク・ブラム ルイス・エストリッジ
チャド・ドネッラ デヴィッド・バッチ
1998年、アメリカで起きた人気ジャーナリストによる記事捏造事件を基に再現した社会派ドラマ。

サーヴィス精神過剰のEntertainerの出演するドキュメントがもっとも印象に残ったのは皮肉。
本人のインタビュウを観ると、彼の精神性及び世の中に与えた衝撃が解るのに、どうして映画になると子供じみた行為に映ってしまうのだろう。惑乱錯乱混乱しても止められなかった、そのこころの暴走と有様。

04/08/2006 Fri 23:00 | 映画

そして名探偵は生まれた/歌野 晶午

そして名探偵は生まれた
祥伝社
歌野 晶午(著)
雪の山荘、絶海の孤島、西洋風の館、それぞれを舞台にした密室トリック三部作。

久しぶりに本格と云われているミステリィを読むと、我知らずストレートに楽しめる、ことに気付く。のみならず、歌野氏はいつものように思いもかけない方向に読者を誘う。

03/08/2006 Thu 19:35 | 読書

世界一の、花火

教祖祭PL花火芸術。
日本最大にして世界最大の花火大会。
約12万発がたった一時間の間に打ち上げられる。つまり毎分1714発。
夜空が赤に金に、黄色に、ブルーに染め上げられた。
風で流れた

01/08/2006 Tue 21:53 |

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arroyo

音楽聴いて映画を観たらお気に入りの本を持って、知らない土地へ行ってみよう。