Isla de sueños

トーテムポールか?
Isla de sueños
東京にはドリーミリな名前の島がありました。
しんとしています初春の
無人の、island of dreams.

31/12/2005 Sat 13:20 |

肝、焼ける/朝倉 かすみ

肝、焼ける
講談社
朝倉 かすみ(著)
第72回小説現代新人賞を受賞した表題作を含む短編集。
北海道ではじれったさの極みをして、"肝、焼ける"と表現するのだそう。

心奪われたのは、文章のリズム、会話と心理、皮膚感覚で痛し痒しで可笑しくて。比喩表現や独白に、にやりや、ほほお、がたくさん鏤められていて、とても好きな文章。心の動きの些細な、けれど確実にある、あの感じ、くっきりと浮かび上がる情景や、こちらに響いて揺り動かす心象風景に漂うよ。
いいないいな。もっとたくさん書いてください。期待しています。

29/12/2005 Thu 21:26 | 読書

Nate James

Message
Onetwo
Nate James
UK,Suffolk出身のシンガー。70年代soulの匂い、なのにキャッチィ、そして声もCooooool!!!!
Nate James.com

28/12/2005 Wed 22:14 | 音楽

御茶ノ水、お茶の水

ニコライ堂

東京復活大聖堂教会(ニコライ堂)青年会
ニコライ堂、正しくは日本ハリストス正教会復活大聖堂。
日本最古のビザンティン様式建築で、高さ35メートルのドーム型の屋根がimpressiveな国の重要文化財。
1861(文久元)年に函館のロシア領事館司祭として来日した、ギリシア正教会大主教イワン・デミトロヴィチ・カサーツキン(修道名=ニコライ)が、1884(明治17)年に駿河台火消屋敷跡に建設を始め、1891(明治24)年に完成させた。ロシア人シチュールポクの設計で、日本における西洋建築の草分けといわれるイギリス人コンドルの工事監督になるものであったが、関東大震災で被災し、1929(昭和4)年に修復された、そうです。

28/12/2005 Wed 21:51 |

サボタージュ神田神保町

日本の珈琲
世界に名だたる古書店を歩いて、創業1955年のさぼうるで一服。
暗い店内をぽわりと照らすオレンヂ色のランプと店頭の赤電話、低い天井の下で落書きに囲まれて、ニッポンの珈琲をすすっていますと、佇み折り重なった歳月と空気と澱がゆるゆると澱み漂っているように、思えるのです。
ランプの下の落書き赤電話がアクセント

28/12/2005 Wed 21:22 |

"東京シャイネス" 細野晴臣&TOKYO SHYNESS

hosono and tokyo shyness"東京シャイネス"
細野晴臣&TOKYO SHYNESSの九段会館でのコンサート。
細野晴臣(Vo./Ac-G.)
鈴木惣一朗(Mandolin)
浜口茂外也(Dr.)
高田漣(PedalSteel)
伊賀航(Ac-B.)
三上敏視(Acc. El-G.)
高野寛(G)
1972年リリースの細野晴臣氏の名盤HOSONO HOUSE、そしてはっぴいえんど時代の曲を中心に、細野氏はベースではなくギターを奏でておられました。
ご本人かなり緊張されていたようで、歌詞を間違えては「リハーサルですから」と照れ混じりに二度の風をあつめて
九段会館は、旧軍人会館。瓦屋根のクラシックなホール、1月の京都大学西部講堂とセットで左右をばっちり押さえた、そうです。

Daisy World Wide Web

27/12/2005 Tue 22:07 | 音楽

愛の保存法/平 安寿子

愛の保存法
光文社
平 安寿子(著)
表題作を含む"さまざまな男と女の関係"を描く短編集。
コンスタントに新作を上梓されている平氏、毎回唸らされるのが人物描写の上手さ。Generalという概念を丁寧に広げてみると滑稽と驚愕と共有と、and more.

26/12/2005 Mon 22:08 | 読書

The Concert for Bangladesh/George Harrison and Freinds

ジョージ・ハリスン&フレンズ コンサート・フォー・バングラデシュ デラックス・パッケージ (通常版)
The Concert for Bangladesh/George Harrison and Freinds
Bob Dylan — vocals, guitar, harmonica
George Harrison — vocals, guitars
Billy Preston — vocals, keyboards
Leon Russell — bass, keyboards, vocals
Ringo Starr — drums, vocals, tambourine
Ravi Shankar — sitar
Eric Clapton — guitars
Ustad Ali Akbar Khan — sarod
Ustad Alla Rakha — tabla
Kamala Chakravarty — tamboura

The Concert for Bangladesh
1971年8月1日ニューヨークのマディソン・スクウェア・ガーデンで行なわれた、George Harrison主宰の歴史的コンサートThe Concert for Bangladesh。バングラデシュ難民救済のため、George Harrisonの呼びかけによって開催された。

叶わないことだと解っていても60-70年代を過ごしたことに対しての羨望というのは、こういう映像を観ることで再燃するのです。音楽のRockの放つ熱と力。

25/12/2005 Sun 22:23 | 音楽

一週間のしごと/永嶋 恵美

一週間のしごと
東京創元社
永嶋 恵美(著)
幼い頃から拾い癖のある幼馴染が拾ってきた身元不明の子供を巡り、高校生たちが駈けずりまわる一週間を描いたミステリィ。高校生にありがちな葛藤やら成長はあまり匂わせず、でもちゃんと膿は描いていたり。

25/12/2005 Sun 11:52 | 読書

永遠の旅行者/橘 玲

永遠の旅行者 (上)永遠の旅行者 (下)
幻冬舎
橘 玲(著)
"The Perpetual Traveler"
合法的に一切の納税義務から解放され度の国の居住者にもならず、世界を旅する人々。弁護士を辞めてPTとなった主人公は、滞在先のハワイのホテルで風変わりな老人から16歳になる孫娘に財産のすべてを譲ること、日本国に1円の税金も納めないことを依頼される。20億円の相続を合法的に無税にできるのか?

ハワイ、日本、香港、ニューヨーク、シベリア抑留、少女の精神障害、税務スキーム、盛り沢山。観光ガイドや金融上の節税テクニックに国際情勢、冗長な印象は否めないし、ニーチェの引用も温度差。日本への復讐劇なら、風呂敷を広げすぎた感。未知の領域の吸収はやぶさかではないから個々の薀蓄は面白かったけれど、結局何が本題なのか、タイトルとの齟齬は、期待していた分だけ。

22/12/2005 Thu 20:31 | 読書

港町食堂/奥田 英朗

港町食堂
新潮社
奥田 英朗(著)
"いい人は家にいる"を座右の銘とする奥田氏が、あの老舗旅行雑誌で連載していた、船で訪ねる港町紀行。
食べて呑んで地元のスナックで酔っ払う。いいですね、引きずられて連れ回されているモラトリアムな旅人。住んでみたいと想像は巡らせどそれを実行に移すことなどないと知っている。
出不精の旅好きとしては激しく共感して笑ってばかりだ。

21/12/2005 Wed 13:48 | 読書

地獄のババぬき/上甲 宣之

第1回「このミステリーがすごい!」大賞受賞のそのケータイはXX(エクスクロス)での続編。バスジャックに巻き込まれ、乗っ取られたバスの中で命を賭けたトランプ対決。って粗筋を読むとバカミス汁噴出。

20/12/2005 Tue 21:55 | 読書

賢者はベンチで思索する/近藤 史恵

賢者はベンチで思索する
文藝春秋
近藤 史恵(著)
21歳のフリーターの女性を主人公にしたミステリィ連作集。うまく生きてゆけない人々の悪意と善意を描く。近藤氏も加納朋子氏も、その作品の枕詞として使われすぎの感あり、の日常の謎とういうやつを、本作もまたテーマにしているわけですが、逆に言うとこういうテーマを丁寧に描くその観察力と想像力は凄。

20/12/2005 Tue 13:49 | 読書

泳いで帰れ/奥田 英朗

泳いで帰れ
光文社
奥田 英朗(著)
2004年のアテネオリンピック観戦記。
座右の銘を"いい人は家にいる"と断言して憚らない出不精の奥田氏が、はるばるアテネに赴いたのは、酒の席で「アテネで長嶋ジャパンを見たい」と話したら、編集者が本当に段取りをつけてしまったから。

タイトルは、野球における三位決定戦の日本代表のせこい勝ち方、小心者の戦術に対し、激怒している氏の心の叫び。
ああ、野球を愛しているのだなあ、と門外漢なのに思わされるほどの、激昂。
野球を観、柔道に感激し、陸上に胸を熱くし、異国人と灼熱の太陽に悪態を吐く。日本人を憂い、日本を焦がれる。
あははは。良いなあ、バイアスなしのぼやきと怒りと喜びは。

群青色のエーゲ海と白くて乾いた街を歩いたのは、1995年。
我が脳裏にも噴出してしまった、群青色のエーゲ海と、白くて乾いたアテネの空気。

19/12/2005 Mon 14:01 | 読書

痛いひと/明野 照葉

痛いひと
光文社
明野 照葉(著)
不思議で奇妙で怖い人々を描く短編集。
己が痛いのか痛い目に遭わせるのか、痛い目に遭うのか、痛ましいのか。

18/12/2005 Sun 14:28 | 読書

結婚なんてしたくない/黒田 研二

結婚なんてしたくない
幻冬舎
黒田 研二(著)
独身男性5人、それぞれの結婚を巡る物語。
わりとステレオタイプな未婚男性、ミステリィのような展開を見せる後半部分、拍子抜けのラスト、とタイトルとの乖離に首を捻るのですよ。こういう主題は、今のところ男性ではあまりいないから面白おかしく読ませて欲しかったから。

17/12/2005 Sat 11:29 | 読書

最後の注文 LAST ORDERS/Graham Swift

最後の注文
新潮社
グレアム・スウィフト(著), 真野 泰(翻訳)
イギリス最大の文学賞ブッカー賞受賞作。
「死んだら、マーゲイトの海にまいてくれ」
亡き友の最後の注文をかなえるべく、うだつのあがらない男たちの弔いのドライブが始まった。

16/12/2005 Fri 21:43 | 読書

楽園の眠り/馳 星周

楽園の眠り
徳間書店
馳 星周(著)
久しぶりに読む馳世界、今回のテーマは幼児虐待。虐待をしてしまう、せずにいられない親の立場からの描写。
子どもにも、もっと何かを表現させてあげてくれと思わずにはいられない、人間の底なしの自分可愛さ。
子どもはもちろん、携帯電話を持っていないのは、ひどくdefensive、の21世紀。

13/12/2005 Tue 13:28 | 読書

Arctic Monkeys

When the Sun Goes Down
UKはSheffield出身の4人組。アルバム発売前にNME誌の表紙に、そしてTrack Of The Weekを獲得してしまったバンド。Franz Ferdinandと同じDomino Records所属。
来年4月に単独来日ツアー、踊れおどれ踊れ。
Arctic Monkeys official site
Arctic Monkeys フリーダウンロード

11/12/2005 Sun 19:11 | 音楽

逆説探偵―13人の申し分なき重罪人/鳥飼 否宇

綾鹿警察署の刑事・五龍神田の周りに起こる数々の怪事件。事件解決のヒントは、正体不明のホームレス十(つなし)徳治郎が握る。12人の真犯人を巡る連作短編集。

11/12/2005 Sun 11:28 | 読書

厭世フレーバー/三羽 省吾

厭世フレーバー
文藝春秋
三羽 省吾(著)
父親が失踪した。14歳の次男、17歳の長女、27歳の長男、母親、そして祖父、残された家族4人の視点でその後の日々が語られる。

語り手が長ずるにつれ、物語は加重し、血縁だけの共同体を家族と呼ぶことの大いなる違和感を呼び覚ます。
失踪してしまった、手が届く所にある世界は救っておく父の不在の存在感の大きさよ。

10/12/2005 Sat 11:34 | 読書

虹色にランドスケープ/熊谷 達也

虹色にランドスケープ
文藝春秋
熊谷 達也(著)
バイクをモチーフに、7人の男女の出会いと別れを描いた連作短編集。邂逅の森に代表される、自然をテーマにした作品のイメージがあるけれど、本作はちょっと趣が異なる。著者自身、学生時代からモトクロスを始め、今もバイクを乗り回しておられるそう。

バイクに知識も憧憬もなくても読めてしまう、甘酸っぱさとほろ苦さ。

08/12/2005 Thu 20:40 | 読書

John Lennonはもういない

決定盤 ジョン・レノン~ワーキング・クラス・ヒーロー~
1980年の今日、John Lennonが突然いなくなってから、まだ25年しか経っていないけれど、彼のいない世界を、彼はどこでどう思って観ているのかな。世界が彼を想っているくらい、彼もこっちを向いていてくれていると良いけれど。
John Lennon Museum

うちのおとんも、1999年の今日、いなくなっちゃったんだよね。

08/12/2005 Thu 14:40 | 音楽

フェティッシュ/西澤保彦

フェティッシュ
集英社
西澤 保彦(著)


久しぶりの西澤氏の書き下ろし長編は、彼がシリィズものでも随所で取り上げてきた、フェティシズムをテーマにしたホラー色強いサイコサスペンス。
完璧な美を持つ少年と、その美に魅入られた人々の物語。様々な嗜好を持った人々が登場する。そう、人なんか愛している場合じゃない。のですよ。

悪くないんだけど、いっそもっともっと陰鬱にさせてくれたら、と願うのは。

04/12/2005 Sun 20:35 | 読書

経験値&経県マップ

偏ってます経験値&経県マップ
あからさまに経験不足。不甲斐無し。
ああ、彼等を見習わなくては。





03/12/2005 Sat 21:00 | メモ・テキスト

あの日にドライブ/荻原 浩

あの日にドライブ
光文社
荻原 浩(著)
将来有望の銀行員だった43歳の主人公、上司へのたった一言でキャリアを絶たれ、自ら退社。当座の生活費稼ぎにタクシー運転手に転職するが、営業ノルマに追いかけられ、気づけば娘や息子と会話が成立しなくなっている。
ある日、たまたま客を降ろしたのが学生時代に住んでいたアパートの近くだった。あの時違う選択をしていたら…。

主人公の妄想は、誰しもが海馬で都合の良いように捏ね繰り回しているんだろう。誰しもが今よりましな、あるいはもっともっと幸福な人生を夢想するんだ。そして溜息を吐いて、その二酸化炭素でこの日本の一部は構成されている。

あの日にドライブできるとしてもお断りだぜ、ベイベ。

01/12/2005 Thu 19:09 | 読書

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arroyo

音楽聴いて映画を観たらお気に入りの本を持って、知らない土地へ行ってみよう。