THE DARK KNIGHT/2008年 アメリカ

THE DARK KNIGHT
監督: クリストファー・ノーラン
出演: クリスチャン・ベイル ブルース・ウェイン/バットマン
マイケル・ケイン アルフレッド
ヒース・レジャー ジョーカー
ゲイリー・オールドマン ゴードン警部補
アーロン・エッカート ハーベイ・デント検事/トゥーフェイス
マギー・ギレンホール レイチェル・ドーズ
モーガン・フリーマン ルーシャス・フォックス
エリック・ロバーツ マローニ
ネスター・カーボネル ゴッサム市長
モニーク・カーネン ラミレス
ロン・ディーン ワーツ
キリアン・マーフィ スケアクロウ
チン・ハン ラウ
 「メメント」「プレステージ」のクリストファー・ノーラン監督がクリスチャン・ベイルを主演に迎えて贈る新「バットマン」シリーズの「バットマン ビギンズ」に続く第2弾。狂気の悪“ジョーカー”の登場により自らの存在意義そのものを問い直されることになる闇のヒーロー、バットマンの心の葛藤と、正義を守るための決死の戦いをリアルかつダークに描き出す。なお、そのジョーカーを圧倒的な存在感で怪演したヒース・レジャーは、本作撮影終了直後の2008年1月に28歳の若さで惜しくもこの世を去った。
 ゴッサムシティでは、バットマンとゴードン警部補が手を組み、日々の犯罪に立ち向かっていた。だが、白塗りの顔に裂けた口の“ジョーカー”と名乗る正体不明の男が闇の世界で頭角を現わし、バットマンを嘲笑うかのごとく次々と凶悪事件を引き起こしていく。そんな中、新しく赴任した地方検事のハーベイ・デントは正義感に燃え、バットマンとも協力して犯罪の一掃を強力に進めていく。それでも凶行の手を緩めず街を混乱に陥れるジョーカーは、いよいよバットマンたちを窮地に追い込むための謀略を開始するのだった。

徹頭徹尾の性悪説にただただ身を任せるしかない。
正直バットマンでなくても良い。
ヒースの怪演は見事で、この映画が彼を死に至らしめたというのが本当だとしてもむべなるかな。
全米では大ヒットらしいのですが、日本ではどうなんだろうな。

16/08/2008 Sat 19:52 | 映画

潜水服は蝶の夢を見る/2007年 フランス・アメリカ

潜水服は蝶の夢を見る 特別版【初回限定生産】
潜水服は蝶の夢を見る監督: ジュリアン・シュナーベル
原作: ジャン=ドミニク・ボビー 『潜水服は蝶の夢を見る』(講談社刊)
出演: マチュー・アマルリック ジャン=ドミニク・ボビー
エマニュエル・セニエ セリーヌ・デスムーラン
マリ=ジョゼ・クローズ アンリエット・デュラン
アンヌ・コンシニ クロード
パトリック・シェネ ルパージュ医師
ニエル・アレストリュプ ルッサン
オラツ・ロペス・ヘルメンディア マリー・ロペス
ジャン=ピエール・カッセル リュシアン神父/店主
イザック・ド・バンコレ ローラン
エマ・ドゥ・コーヌ ウジェニー
マリナ・ハンズ ジョゼフィーヌ
マックス・フォン・シドー パピノ
42歳という働き盛りに突然の病に倒れ、身体の自由を奪われてしまったELLEの元編集長ジャン=ドミニク・ボビーが、全身の中で唯一動く左目の瞬きだけで綴った奇跡の自伝ベストセラーを映画化した感動ドラマ。監督は「夜になるまえに」のジュリアン・シュナーベル。主演は「キングス&クイーン」「ミュンヘン」のマチュー・アマルリック。
 雑誌ELLEの名編集長として人生を謳歌していたジャン=ドミニク・ボビーは、42歳の時、ドライブ中に突然脳梗塞で倒れてしまう。その後、病室で目覚めた彼は、身体全体の自由を奪われた“ロックト・イン・シンドローム(閉じ込め症候群)”となっていた。それはまるで重い潜水服を着せられたような状態だった。意識は鮮明なのにそのことを伝える術がなかった。絶望にうちひしがれるジャン=ドミニクだったが、やがて言語療法士アンリエットや理学療法士マリーらの協力で、左目の瞬きでコミュニケーションをとる方法を会得する。また一方で、今まで仕事にかこつけて顧みなかった家族の大切さを改めて思い知るのだった。そしてある日、彼は自伝を書こうと決意、編集者クロードの代筆でこれまでの帰らぬ日々や思い出をしたためていく。

やり方によってはいくらでも"感動、感涙"ものなるのでしょう。そうしなかったことがとても好ましい。主人公のどこまでも好色なところがとってもチャーミング。;

09/08/2008 Sat 21:29 | 映画

MULHOLLAND DRIVE/2001年 アメリカ

マルホランド・ドライブ
MULHOLLAND DRIVE
監督: デヴィッド・リンチ
演: ナオミ・ワッツ ベティ・エルムス/ダイアン・セルウィン
ローラ・エレナ・ハリング リタ/カミーラ・ローズ
アン・ミラー ココ
ジャスティン・セロー アダム・ケシャー
 ロサンゼルス北部の山を横断する実在の道“マルホランド・ドライブ”。眼下にはハリウッドを一望できるこの曲がりくねった道路をモチーフに、「ツイン・ピークス」のデヴィッド・リンチ監督が描く妖しく危険なミステリー。当初、「ツイン・ピークス」同様TVシリーズとして企画されたが、その過激さから局側が尻込みし、新しく劇場版として甦った。
 真夜中のマルホランド・ドライブで起きた車の衝突事故。ただ一人助かった黒髪の女は負傷した体でなんとかハリウッドの街まで辿り着く。女が隙を見て留守宅へ忍び込むと、そこは有名女優ルースの家だった。女は直後にやってきたルースの姪ベティに見つかってしまう。とっさにリタと名乗った女を叔母の友人と思い込むベティだったが、すぐに見知らぬ他人であることを知る。問い詰めるとリタは何も思い出せないと打ち明ける。手掛かりを求めて開けたバッグには大金と謎の青い鍵。同情と好奇心からリタの記憶を取り戻す手助けを買って出るベティだったが……。

くあーっ!面白かった。
「ツイン・ピークス」に嵌ったあの頃のよに、リンチの美学に頭まで浸る、この悦楽。
こういう映画体験を与えてくれる監督は、他にはいない。

03/08/2008 Sun 22:56 | 映画

告発のとき IN THE VALLEY OF ELAH/2007年 アメリカ

告発のとき

監督: ポール・ハギス
原案: マーク・ボール,ポール・ハギス
出演: トミー・リー・ジョーンズ ハンク・ディアフィールド
シャーリーズ・セロン エミリー・サンダース
スーザン・サランドン ジョアン・ディアフィールド
ジョナサン・タッカー マイク・ディアフィールド
ジェームズ・フランコ カーネリー大佐
フランシス・フィッシャー エヴィ
ジョシュ・ブローリン ブシュワルド所長
ジェイソン・パトリック カークランダー警部補
ジェイク・マクラフリン スペシャリスト、ゴードン・ボナー
メカッド・ブルックス スペシャリスト、エニス・ロング
ヴィクター・ウルフ ロバート・オーティス兵卒

 「クラッシュ」のポール・ハギス監督が、イラク戦争から帰還した一人の兵士を巡る衝撃の実話を映画化したミステリー・ドラマ。帰還後間もなく無断離隊したとの連絡を受けた父親が、息子の汚名を拭うべく行方を捜す中で次第に浮かび上がる過酷な真実を描き出す。主演は「逃亡者」のトミー・リー・ジョーンズ、共演にシャーリーズ・セロンとスーザン・サランドン。
 2004年11月1日、元軍警察のハンク・ディアフィールドのもとに、軍に所属する息子のマイクが行方不明だとの連絡が入る。軍人一家に生まれ、イラク戦争から帰還したばかりのマイクに限って無断離隊などあり得ないと確信するハンク。不安に駆られた彼は、息子の行方を捜すため基地のあるフォート・ラッドへ向かう。同じ隊の仲間に話を聞いても事情はさっぱり分からず、念のため地元警察にも相談してはみたものの、まともに取り上げてはもらえず途方に暮れる。そんな中、女性刑事エミリー・サンダースの協力を得て捜索を続けるハンクだったが、その矢先、マイクの焼死体が発見されたとの報せが届く。悲しみを乗り越え、真相究明のためエミリーと共に事件の捜査に乗り出すハンクだったが…。

重いです、メッセージも内容もずっしり。アメリカの人々がこれを観てどう思うのか知りたい。

27/07/2008 Sun 21:11 | 映画

LITTLE MISS SUNSHINE/2006年 アメリカ

リトル・ミス・サンシャイン
LITTLE MISS SUNSHINE
監督: ジョナサン・デイトン ,ヴァレリー・ファリス
出演:
グレッグ・キニア リチャード・フーヴァー
トニ・コレット シェリル・フーヴァー
スティーヴ・カレル フランク
アラン・アーキン グランパ
ポール・ダノ ドウェーン・フーヴァー
アビゲイル・ブレスリン オリーヴ・フーヴァー
 崩壊寸前の“負け組”家族の再生の道のりを皮肉な笑いと感動で綴るハートフル・ロード・ムービー。サンダンス映画祭で評判を呼び、インディ作品としては異例の全米スマッシュ・ヒットを記録、大きな話題を集めた。監督は夫婦でもあるジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス。
 アリゾナ州に住むフーヴァー一家は、家族それぞれに問題を抱え、崩壊寸前。パパのリチャードは独自の成功論を振りかざして“負け組”を否定し、長男ドウェーンはそんなパパに反抗して沈黙を続ける。9歳の妹オリーヴはとうてい無謀なミスコン優勝を夢見て、ヘロイン常習のグランパは勝手言いたい放題。さらにはそこへゲイで自殺未遂の伯父フランクまで加わる始末。ママ、シェリルの孤軍奮闘も虚しく家族はバラバラ。そんな時、オリーヴに念願の美少女コンテスト出場のチャンスが訪れる。そこで一家は旅費節約のため、オンボロのミニバスに家族全員で乗り込み、はるばる開催地のカリフォルニア目指して出発するのだった。だがその道中、彼らは各々の問題と直面してその現実と向き合う羽目になるなど、散々なドライブに。そして、一家に衝撃的な出来事が起きてしまう…。

笑ったなあ。
見事なまでにばらんばらんな家族が、珍奇でおかしなアクシデントと悲しい現実で、寄り添っていく。
ラストのダンスシーンは可笑しくて恥ずかしくて身が捩れたよ。

16/07/2008 Wed 23:49 | 映画

NO COUNTRY FOR OLD MEN/2007年 アメリカ

監督: ジョエル・コーエン,イーサン・コーエン
製作: ジョエル・コーエン,イーサン・コーエン, スコット・ルーディン
製作総指揮: ロバート・グラフ,マーク・ロイバル
原作: コーマック・マッカーシー 『血と暴力の国』(扶桑社刊)
出演: トミー・リー・ジョーンズ エド・トム・ベル保安官
ハビエル・バルデム アントン・シガー
ジョシュ・ブローリン ルウェリン・モス
ウディ・ハレルソン カーソン・ウェルズ
ケリー・マクドナルド カーラ・ジーン
ギャレット・ディラハント ウェンデル
テス・ハーパー ロレッタ・ベル
バリー・コービン エリス
スティーヴン・ルート ウェルズを雇う男
ロジャー・ボイス エル・パソの保安官

人里離れたテキサスの荒野でハンティング中に、銃撃戦が行われたと思しき麻薬取引現場に出くわしたベトナム帰還兵モス。複数の死体が横たわる現場の近くで、200万ドルの大金を発見した彼は、危険と知りつつ持ち帰ってしまう。その後、魔が差したのか不用意な行動を取ってしまったばかりに、冷血非情な殺人者シガーに追われる身となってしまう。モスは、愛する若い妻カーラ・ジーンを守るため、死力を尽くしてシガーの追跡を躱していく。一方、老保安官エド・トム・ベルもまた、モスが最悪の事件に巻き込まれたことを知り彼の行方を追い始めるが、モスを保護できないまま、死体ばかりが増えていく事態に直面し、苦悩と悲嘆を深めていく…。

一片の曇りもない悪。良いです。大変良い。
殆ど音楽がない、強いられる緊張感。
観ている間中、そして観終わって、考えることを止められない。

05/05/2008 Mon 21:07 | 映画

I AM LEGEND/2007年 アメリカ

アイ・アム・レジェンド 特別版(2枚組)
I AM LEGEND
監督: フランシス・ローレンス
原作: リチャード・マシスン
『地球最後の男(別題:アイ・アム・レジェンド)』(ハヤカワ文庫刊)
出演: ウィル・スミス ロバート・ネビル
アリシー・ブラガ アナ
ダッシュ・ミホク アルファ・メイル
チャーリー・ターハン イーサン
サリー・リチャードソン ゾーイ・ネビル
ウィロウ・スミス
ダレル・フォスター
エイプリル・グレイス
ジェームズ・マッコーリー
リチャード・マシスンの古典的傑作『地球最後の男』をウィル・スミス主演で映画化したSFアクション。地球規模の災厄によって人類が絶滅してしまった近未来を舞台に、世界でただひとり生き残った科学者の主人公が、孤独なサバイバルを続けながら人類再生への可能性を探る姿を描く。監督は「コンスタンティン」のフランシス・ローレンス。
 2012年、ニューヨーク。科学者のロバート・ネビルは3年前に起こった地球規模の災厄をくぐり抜け、この街で、おそらくは全世界で、ただひとり生き残った男。彼は、相棒のシェパード、サムと無人の店舗で食料品や日用品を調達し、セントラルパークに畑を作って生き延びる日々。そして、自分以外の生存者を探して、毎日無線で呼びかけるものの、未だ生存者を見つけ出すことが出来ずにいた。それでも、人類を絶滅させた原因を取り除き、再生の道を探るため、たったひとりで奔走するロバートだったが…。

絶句。ひどすぎる。これは。

05/05/2008 Mon 19:12 | 映画

ONCE ダブリンの街角で/2006年 アイルランド

監督: ジョン・カーニー
製作: マルティナ・ニーランド
製作総指揮: デヴィッド・コリンズ
脚本: ジョン・カーニー
撮影: ティム・フレミング
プロダクションデザイン: タマラ・コンボイ
衣装デザイン: ティツィアーナ・コルヴィシエリ
編集: ポール・ミューレン

出演: グレン・ハンサード 男
マルケタ・イルグロヴァ 女
ヒュー・ウォルシュ ティミー ドラマー
ゲリー・ヘンドリック リード ギタリスト
アラスター・フォーリー ベーシスト
ゲオフ・ミノゲ エイモン
ビル・ホドネット 男の父親
ダヌシュ・クトレストヴァ 女の母親
ダレン・ヒーリー ヘロイン中毒者
マル・ワイト ビル
マルチェラ・プランケット 昔の彼女
ニーアル・クリアリー ボブ

日本語オフィシャルサイト
アイルランドのダブリンを舞台に、地元の男とチェコ移民の若い女がストリートで出会い、音楽を通して心を通わせていくさまを、自然な形で挿入される歌の数々で紡いでいくラブ・ストーリー。アイルランドの実力派バンド、ザ・フレイムスのフロントマン、グレン・ハンサードが主人公の男を演じ、同バンドの元ベーシスト、ジョン・カーニーが監督。

音楽はとても良いのです。
けれど、どうしても首をひねる、あるいは突っ込みを入れたくなる場面があるわけです。
何ら目新しいことのないBoy meets Girl のお話です。
けれど、素直に寄り添えない寂しさ。

23/12/2007 Sun 22:45 | 映画

MAGNORIA/1999年 アメリカ

マグノリア
マグノリア
監督: ポール・トーマス・アンダーソン
製作: ジョアンヌ・セラー
脚本: ポール・トーマス・アンダーソン
撮影: ロバート・エルスウィット
音楽: ジョン・ブライオン

出演: ジェレミー・ブラックマン
トム・クルーズ
メリンダ・ディロン
フィリップ・ベイカー・ホール
フィリップ・シーモア・ホフマン
ウィリアム・H・メイシー
ジュリアン・ムーア
ジョン・C・ライリー
ジェイソン・ロバーズ
メローラ・ウォルターズ
マイケル・ボーウェン
エマニュエル・L・ジョンソン
フェリシティ・ハフマン
アルフレッド・モリナ
トーマス・ジェーン
ドン・マクマナス
死期を迎えた大物プロデューサー、彼と確執のある息子、プロデューサーの妻とその看護人、ガンを宣告されたTV人気司会者、彼に恨みを持つ娘、娘に恋する警官、過去の栄光にすがる元天才少年など、LAに住むさまざまな人間たちの24時間を描く。

長いけれど決してつまらないとは感じさせない、それが監督の手腕というやつなんでしょうか。
どのエピソードも既視感はあるし、行動原理はお馴染みのアメリカンメンタリティだし、しかもその落としどころは蛙だし、なんだかんだと突っ込みどころは満載なんだけれど。
トム・クルーズの怪演は見事でした。

25/11/2007 Sun 23:56 | 映画

THE GOOD GERMAN さらば、ベルリン/2006年 アメリカ

監督: スティーヴン・ソダーバーグ
原作: ジョゼフ・キャノン さらば、ベルリン
出演: ジョージ・クルーニー ジェイク・ゲイスメール
ケイト・ブランシェット レーナ・ブラント
トビー・マグワイア タリー
ボー・ブリッジス ミュラー大佐
トニー・カラン ダニー
リーランド・オーサー バーニー
ジャック・トンプソン ブレイマー下院議員
ロビン・ワイガート ハンネローレ
ラヴィル・イシアノフ シコルスキー

さらば、ベルリン

終戦直後のベルリンを舞台に、「トラフィック」「オーシャンズ11」のスティーヴン・ソダーバーグ監督が、40年代ハリウッド黄金期の名作のスタイルを踏襲して描き出す全編モノクロ映像による歴史ミステリー・サスペンス。

ということでその凝りようは一見の価値がありました。

06/10/2007 Sat 20:51 | 映画

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arroyo

音楽聴いて映画を観たらお気に入りの本を持って、知らない土地へ行ってみよう。